はなむけの準備


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■マリア会姉妹校HP紹介

1888年(明治21年) 暁星学園創立 東京

1892年(明治25年) 海星学園創立 長崎

1898年(明治31年) 明星学園創立 大阪

1946年(昭和21年) 光星学園創立 北海道

 

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薄い雲がかかる朝、気温は5℃。

いよいよ前期試験が控えた週末ですが、全国的にすっきりとした晴れ空になる場所は少なく、曇り空が多いようです。全国各地で実施される国公立大学入試へ向かう高校3年生の皆さんは、受験地域のお天気も確認して備えをした方が良さそうです。

 

 

昨日、前期試験に臨む生徒は出陣式を行いました。

清水校長、進路指導部長・浦濱先生、そして第3学年主任・小山先生は注意点とともに、経験談を交えながら最後まで諦めずに頑張りましょう、と声を掛けました。

受験地では3年教職員が待っています。少しでも緊張をほぐして、受験する皆さんが普段通りに力を発揮できることを心から願います。

 

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さて、自己実現に向けて頑張る3年生を送り出す在校生も着々と準備を進めています。

3月1日(水曜)高校卒業式に先駆けて2月27日(月曜)に『高校予餞会』、3月11日(土曜)中学卒業式に先駆けて3月9日(木曜)に『中学予餞会』を行います。

 

『餞(はなむけ)』は新たな旅立ちに際して激励、祝福を込めて行うことですが、もともとは旅立つ人が安全を祈願して、乗る馬の鼻を進む方角へ向けた『馬の鼻向け』に由来します。

 

在校生が感謝と、これから始まる新たな生活に向けて多幸を祈り、卒業生を『送り』出す行事です。

 

中学・高校生徒会執行部を中心に、それぞれ行われる予餞会企画が進められています。

中学校では、生徒会担当 加藤先生にアドバイスをもらいながら話し合いを行っていました。新中学生徒会執行部にとっては、初企画運営行事となります。1年生は未経験行事ながら、アイディアを出し、会長が取りまとめていきます。

 

執行部が事前に行われる高校予餞会を見て学び、中学予餞会に生かしていくこともあります。

 

良いところを引き継ぎながら、『今年卒業する3年生だからこそ』できることを考えていきました。

 

「私は生徒会執行部でお世話になった先輩方へ特に感謝を伝えたいです。ただ、これまで様々な場面で頼もしい姿を見せて、引っ張ってくれた先輩方全員に海星中学校で良かったと思ってもらえるような会にしたいです。」

現中学生徒会長に話を聞きました。

 

放課後、校舎では話し合いを終えた中学高校生徒会がカメラを片手に駆け回っていました。

 

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『送る』

その字源は『大事なものを持つように両手で送りだすこと』です。

 

大切な先輩が前を向いて進んでいけるように、在校生教職員皆が、両手で背中を押します。

 

※ 写真は昨日の様子。