続ける力


風が通り抜け雲一つない青空が久しぶりの朝。気温は14℃。

立夏の時分、もうしばらくすると喧噪な蝉声に迎えられる朝になるのだなと思い通学路を歩きます。少しだけ感じる肌寒さも手伝い、今朝は鳥の音色が心地よい爽やかな朝です。

ゴールデンウィークを終えて

本日より定期考査1週間前です。16日(水曜)・17日(木曜)の考査が終わった次の日、18日(金曜)からは中学2年生が『職場体験学習』に向けて、中学3年生が『修学旅行』に向けての総合学習が始まります。

そして、6月1日(金曜)、『平成30年度 長崎県高校総合体育大会』が開会して1週間後となる6月9日(土曜)からは『平成30年度 長崎市中学総合体育大会』が開会します。

第46回 日本選手権九州予選大会

ゴールデンウィーク中、各クラブ活動は公式戦・遠征・練習試合・練習に挑みました。対戦いただいた各競技・各チームの皆様ありがとうございました。また保護者の皆様・OB・OGの皆様におかれましては、いつもあたたかいご声援ありがとうございます。各大会運営皆様、関係者皆様、感謝申し上げます。

予選リーグ

1試合目 海星 5-4 太宰府
2試合目 海星 3-0 鳥栖
3試合目 海星 5-1 福岡広川
※ 予選1位通過

決勝トーナメント

1回戦 海星-熊本北

日時:6月16日(土曜)9時15分~(予定)
会場:宮崎市生目の杜運動公園 生目第2野球場(宮崎県)

整列し、球場に響く気持ちのよい挨拶からプレーボール。

今年度の中学野球部が、改めて大事にしていることの1つが『挨拶』です。対戦チーム、審判の方や大会運営の方々へ、そして応援してくださった保護者の皆様へ。

もともと校舎ですれ違えば、気持ちのよい挨拶をしてくれる各クラブ活動部員をはじめとする生徒の皆さんですが、立ち止まり1つ1つの言葉を大事に視線を合わせる丁寧な挨拶は、目の前の相手を大事にする礼儀を感じさせてくれます。

積み重ねてきたからこそ得た長所や成果をさらに大事に。そして、大会で得た課題を日々の練習へ。6月の決勝トーナメントへ向けての取り組みが始まっています。

元気な挨拶、そして、美しい礼。

剣道部はGW期間は山口県へ赴き、和歌山県から鹿児島県まで各県から参加した中学校の皆さんとともに汗を流しました。練習を撮影させていただこうと道場に足をいれると気持ちのよい挨拶で迎えていただきました。

礼に始まり礼に終わる。根底に流れる『礼』の心構え。そして、欠かさない素振りもまた土台を支えるものです。軸がぶれず、足先から剣先までが一体になったかのような見事な型は、地道にこつこつの結晶。

声が練習の賜物だと実感させられるのが演劇部。中高合同での練習を行うクラブ活動です。

欠かさず行う発声練習が舞台を通る声や、滑舌を形作ります。お腹の底から響く張りのある声が、練習場に響き渡っていました。

学校生活の中でも、様々な継続の形があります。

授業前一分間黙想。風紀委員が着席を呼びかける放送もステラ館の定番となりました。授業に集中する前のスイッチ。

新聞コラム視写。朝の5分間に文章を読み、書き、感想を持つといった経験を重ねることで、自分が何かを『伝えたい』と考えた時に、文章化するための1つの力となってくれます。(海星ブログ『書く力』)

各教科の授業でも。

たとえば、英語の授業で行う単語の小テスト。続けて3年目、中学3年生の生徒はこんなことを話してくれました。「言葉が増えれば増えるだけ文章を読めることを実感します」「毎回テストがあることで、覚えたつもりにならずに済みます。」

読み込んだ参考書は努力の跡が残ります。

数学の授業では、最初の5分間に解いているのは、その名もずばり「はじめの問題」。復習が主となる問題です。「短時間で注意を払って問題を解くので、注意力を鍛えられます。」「計算力が伸びました。」

習慣化した取り組みが確かな基礎力となります。

継続して行うことで確実に力をつけることができることを、日々の授業、クラブ活動を通して、生徒たちは学んでいます。

※ 写真は野球部、剣道部、新聞コラム視写、授業の様子。

平成30年 海星同窓会総会

■日時 2018年5月26日(土曜) 18時~
■場所 平安閣サンプリエール
■会費 5,000円(25才以下の方は2,000円 同窓会事務局・濱崎先生まで)

■お問い合わせ先
海星同窓会事務局(095)826-7321(海星学園内)