メロディーにのって


長崎市中心地の路面は乾き気味ですが、市北部の路面はしっとりと濡れて街灯の光が反射していました。深夜から雨が降った今日から節気は『霜降』。その残った雨の影響で今朝は昨日より気温が高い15℃です。

四季だけでなく、日本には節気が二十四、候が七十二があります。

「たけのこ」「新茶」「かぼちゃ」「冬瓜」「茄子」「鰹」「いんげん」。数えればきりがありませんが、古来から日本人は季節を細やかに感じ取り、旬のものをいただいたり行事や祭りに反映し願いを込めてきました。

そこに彩りを添えてきたのが短歌や俳句、そして歌です。

作詞作曲講座

10月12日(金曜)中学一年生は、諫早市ご出身のごつうゆか様を講師としてお迎えし、『シンガーソングライターによる作詩作曲講座』を体験しました。

生徒たちは事前に音楽の授業で作詩し、タブレットを使って実際に音を出しながら作曲して楽譜に書き上げ、作品を完成させて体験に参加しました。

『長崎』や『友だち』など、様々なテーマをモチーフにした作品について、ごつう先生は

「素晴らしいです。特に詩がとてもいいですね。」

と笑顔でほめて下さった後、曲について「こうするともっとメリハリがつきますよ。」と言葉を下さり、ご指導いただきました。

サプライズ

午後のミニライブでは嬉しいサプライズ。何と、ごつう先生が生徒達の作った歌を即興で歌って下さったのです。

自分たちの言葉や文字がメロディーに乗って、美しい歌声とともに目の前にあらわれました。


「先生の声は透明感があって、とてもきれいで歌い方から思いが伝わってきて感動しました。」

「音符に言葉をあてるのが難しかったけど、自分の見たことや思ったことを表現するのは楽しいと感じました。」

「ごつう先生のお話で、夢を持って続けることが大事、ということが分かりました。」

先生ご自身の歌を披露してくださった時間もあり、この音楽講座で私達は大変充実した過ごしました。

 

最後は先生への感謝の気持ちをこめて、全員で校歌を合唱。

何かを伝えるとき、言葉だけで全てが伝わるのなら「絵画」や「踊り」「彫刻」そして「歌」など、芸術は存在しません。

音に乗った自分の言葉。

音楽の持つ力を感じ、自分が情熱を注げることを仕事にして私達に多くのことをお伝えして下さった先生の姿から、多くのことを学びご教授いただいた一日でした。

※写真は、中学一年生活動の様子。

クラブ活動

■将棋(校外活動)
第55回しんぶん赤旗囲碁将棋大会長崎県大会 A級
中学3年 宮田君 第4位

■高校・ソフトテニス新人戦
1回戦 木下・志田ペア0-4五島高校
1回戦 井上・木下ペア4-3南山
2回戦 井上・木下ペア0-4精道