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平和宣言文(その1)

2020.07.31

いよいよ明日から8月。とはいうものの大暑は末候。来週金曜、8月7日からは節気『立秋』です。

「え?秋?」と、思いがちでしょうがそれだけではありません。私たち日本人は古来から次の季節を今の季節の中で探し見つけることで、風情や趣を感じ取ってきたのです。秋の季節を隣に感じる例えば夕暮れの虫の音。朝晩に一瞬吹き抜けた涼風。緑茂った葉色の一寸した移り変わり。

桃やしじみが食卓に出てくると夏から秋が見えてきます。

今朝は青空。入道雲と蝉の声。汗をたくさん流しながら生徒皆さんがオランダ坂を上ってきています。

海星平和宣言

海星平和宣言文、始動。8月9日の平和祈念式典で、毎年、長崎市長によって読み上げられる平和宣言文。

今年は『海星平和宣言文の作成』を中学・如己委員会が企画しています。

その先駆けとして全クラスで願いを込めて一人一羽の鶴を折り、名前と願いを書き入れました。

折り鶴を折る時、鶴を折るのが久しぶりすぎて折り方を忘れていた生徒もいました。教え合うとても微笑ましい光景。どのクラスも、みんなで協力しながら取り組んでいました。

そして宣言文作成に向けての生徒達の意識調査アンケートが行われました。そのアンケート、質問の1つに「平和とはどんなことだと思いますか?」という問いがありました。

一番多かった答えは何だと思われますか?

一番多かった答え、それは「笑顔」でした。

みんなが笑顔でいること、笑顔に溢れた社会…、笑顔こそが平和の象徴、と『笑顔』をキーワードとした回答が多く寄せられました。

笑顔を浮かべ仲むつまじい生徒たちの姿を見つめながら「いつまでも平和な世の中で小さくてもたくさんの幸せを味わってほしい。」と願わずにはいられませんでした。

手元に史書『海星八十五年』があります。1945(昭和20)年終戦の年、8月1日の記述には次のようなことが書かれています。長崎に原子爆弾が投下される八日前です。

「長崎医大付属病院が爆撃された。非人道的なーと切歯扼腕(せっしやくわん・・・非常に悔しい事)、大憤慨したのであったが、それが戦争なのだと現実を見つめられただけの事だと、悟るよりほかしようがなかった。」

続けて8月7日の記述(原子爆弾投下二日前)には、米軍機による特殊爆弾投下予告のビラが上空から降ってきてそれを上グラウンドで拾った生徒と一緒に先生が警察に届けた記述が残っています。その日の最後には、こう記されています。

「広島の話を聞いたばかりの時だったから、ひどく不気味だった。」

 

海星平和宣言文が完成しましたら、ブログにてご紹介させていただきます。

※写真は平和学習の様子。(中学担当)

7月31日

校長 武川 眞一郎

おはようございます。

8月が近づくと、読み返す本があります。「長崎の歌」(パウロ・グリーン著)という本で、永井隆博士の一生(生きざま)を書いたものです。

その中に「アンジェラスの鐘」という章がありますが、この章では、永井医学生が森山家に下宿することになったいきさつがかいてあり、浦上教会から打ちならされる鐘の音について「うるさい鐘の音から建物の重苦しい形や色に至るまで隆の日本的感覚には不愉快に感じられました。」と書かれてあります。しかし、鐘守の方から「その天主堂が外国の資金ではなく、畑や海で働く人々によって建てられたことを知った」ことによって「隆の気持ちは和らぎました(中略)突然カラーン・カラーン・カラーンと天主堂の鐘が夕方6時のアンジェラスを告げて鳴り響きました」この後、永井隆は医師免許を取得し軍医として中国にわたります。中国での経験がその後の医師としての立ち位置を定めたようです。その時の心境をこのように書かれています「私は闘いに勝つために来たのではない、私は傷ついた人を助けるためにきたのだ。日本人と同じように中国人を、兵隊と同じように一般人を助けるために」

軍務を終えたのち長崎医科大学の教授になり、在職中原爆に遭い被爆します。本人が被爆したのちも被爆者治療に専念するのです。医師として科学者としての永井博士の人となりが分かり、本の中に引き込まれて読んでしまいます。

COVID‐19についての報道が多くなったように感じます。報道の中では「初の1000人台」など「初の・・・」という表現が増えているように思います。その中にこれまで発生例がなかった県が「初の感染者がでました」というのもありました。事実は冷静に受け止めなければなりませんが、私達にできることは、負のスパイラルに陥らないように正確な情報に基づいての行動ではないかと思います。「マスク着用」「手洗い励行」「密を避ける」等を確実に実行してまいりましょう。そして、感染者には労りの心をもって接触してまいりたいと思います。私達が常に意識しておかなければならないのは感染者・濃厚接触者、医療従事者やそのご家族が、いわれのない誹謗中傷、差別的な対応を受けないように配慮することです、報道等でそのようなニュースを耳にするにつけ、悲しいくらい気持ちになります。感染症はいつでも誰(私、あなた)にでも感染するものです。わたしたちはつらく苦しい立場に立たされた方に寄り添う心を決して忘れたくはありません。

 

以前紹介しました【日本赤十字社】「ウイルスの次にやってくるもの」

https://www.youtube.com/watch?v=rbNuikVDrN4 をご覧ください。

 

社会も頑張っています。皆さんもご協力をお願いします。「私達は絶対、この困難を乗り越えられる」ことができると信じましょう。

次の「3つの密」を実践してください。
(1)人の集まるところへの外出はしないでください。(密集)
(2)閉ざされた空間では換気を十分に行いましょう。(密閉)
(3)人との接触を避け、一定の距離を保って話しましょう(密接)

(30秒手洗い)
指と指の間、爪先、手首を丁寧に石鹸で洗ってください。手をハンカチ等で拭いたあとアルコール消毒液を使用しましょう。

※登校後ただちに手洗い
※食事の前後に手洗い
※トイレの後に手洗い
※掃除の後に手洗い
※帰宅後手洗い

 

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