文化発表会


昨日は朝からポツリと降っていた雨。夕方には稲光を伴う大雨に変わりました。風も強く、放課後街頭補導に行った教職員は「家路を急ぐ方々で混雑している夕方でした。」と、雨にビッショリ濡れて戻ってきていました。

今朝はすっかり雨も上がり、いつもの通学路。側溝を流れる雨水の音が、静かな朝に響いています。気温は17℃で昨日よりは5℃も低いですが、それでも例年と比べると暖かさを感じます。少し吹いている朝の風が、頬に当たると気持ちが良いです。

毎朝歩く通学路は同じですが、一日一日たくさんの景観を、様々な感じ方を与えてくれます。

文化発表会

11月17日(火)、海星中学校文化発表会が無事に行われました。

今年はコロナ禍により、保護者の皆様のご来校が叶わなかったのが大変残念でしたが、たくさんの掲示物が体育館中に飾られ、生徒達が積み重ねてきた日々の努力が実を結んだとても豊かな時間となりました。

開会行事で文化委員からの海星クイズが出題され、「上グラウンドに建っているエトワール館のエトワールの意味は何でしょう?」という問題で正解者がゼロというまさかの展開からのスタートでした。

 

最初の発表は音楽の授業の優秀作品です。例年はクラス毎の合唱をやっていましたが、今年は授業でも大きな声で歌うことはなかなかできず、ステージでの合唱は見送りました。

その分、1年生は、「ぞうさん」「ぶんぶんぶん」などの童謡の替え歌、2年生は、作詞作曲、3年生は自分の好きな歌についての調べ学習についての発表が行われました。

続いて各学年の総合学習の発表です。1年生はブログでも何度もご紹介させていただいた『長崎学』です。

2年生は例年職場体験の発表ですが、これもまたコロナ禍により実現できず、これも以前ご紹介させていただいた『電話応対実習』で学んだことをしっかりまとめて、発表しました。そして、3年生は修学旅行先である関西地区の調べ学習です。それぞれの学年の代表だけに、見応えのある発表ばかりでした。

そして、今年度から新設されたICT委員会によるクラス紹介動画の発表です。タブレットを駆使した力作揃いで、特に3年生の作品は目を見張るぐらいの出来でした。

最後は有志発表です。吹奏楽部と合唱部は、音楽で会場を包んでくれました。

放送部も芥川龍之介の「蜘蛛の糸」の朗読で、体育館を異世界の雰囲気に変えました。そして、3年生の女子生徒のダンスで全校生徒が盛り上がりました。

これで終わり・・・かと思いきや、中学職員全員による「風になりたい」の合唱が始まり、生徒達は大喜びでした。

できることをできる範囲で精一杯やるためには、言われたことだけをやっているのでは中々上手くいきません。逆境のなかでこそ、自分で考えて動く力が必要です。生徒の皆さんは今回の文化発表会からも多くのことを笑顔で学んでいました。

※写真は文化発表会の様子。(中学担当)