『焦がれる』テスト


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■マリア会姉妹校HP紹介

1888年(明治21年) 暁星学園創立 東京

1892年(明治25年) 海星学園創立 長崎

1898年(明治31年) 明星学園創立 大阪

1946年(昭和21年) 光星学園創立 北海道

■第95回 全国高校サッカー選手権長崎県大会
10月22日(土曜) 12時00分~予定 大村市古賀島スポーツ広場A
1回戦 海星-猶興館

 

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曇り空の朝、気温は25℃。

秋の美しい陰影を描くちぎれ雲ではなく、重たい雲が立ちこめています。午後からは太陽が顔をのぞかせる予報ですが、週間予報ではまだまだ雲と雨のマークが並びます。

 

本日が高校の定期考査最終日です。中学は各学年ごとに総合学習に取り組みます。

 

さて、定期考査。

中学校は昨日1時間目は自習の時間。期間中は荷物が外に出されます。廊下の脇に整然と並んだ鞄の中、ひょっこりと顔を出した冊子。

 

「すいません、廊下で復習していたら時計に気づかなくて。慌てて鞄に入れました。」

「確かに夢中で冊子を読んでいたね。落ち着いて試験頑張ってね。」

 

 

テストの大敵の一つに『ミス』があります。

その原因の一つは『焦り』。さらに、その原因は『準備不足』。

 

計画して動いたか。計画して動いているか。それが『自信』となり、『落ち着き』を生みます。

 

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自習の時間。やることを決めたら迷わずに徹底して取り組む。

 

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区切りのタイミングで、ちょっと時計の確認。計画通りに行っているかな。

 

『焦り』の『焦』の字源は『火が焼き傷付けたもの』。つまり、『焦げる』が元々の意味です。転じて『焦る』の意味ができたとすれば、火で焼けるという突発的な事態に動揺する気持ちからでしょうか。

 

『焦』という字にはもう一つ読み方には『焦がれる』。火で焼けたように心が熱くなる気持ち。

 

中学生は次の考査、高校生はまさに今日。入念な準備を重ね『焦がれる』定期考査でありたいものです。

 

※ 写真は昨日の様子。