海星同窓会総会


年に一度の誕生日。

誰しもに訪れるその記念日は、当然誰しも同じスピードで年に一度めぐってきます。しかし、その同じ一年間という時間でどのような経験を、どのような努力をしたかによって次年に迎えるその日のスタートライン。誰もの目標は、1年前より大きく成長しています。

今週金曜6月1日は、いよいよ平成30年度長崎県高校総合体育大会・開会式。去年とは違う大きく成長した姿を披露する年に一度の日が目前です。今朝は小雨模様の長崎市内、気温20度です。

第66回NHK杯準決勝

週末、各クラブ活動は公式戦・遠征・練習試合・練習に臨みました。対戦いただいた各競技・各チームの皆様、大会運営関係者の皆様ありがとうございました。また保護者の皆様、OB・OGの皆様におかれましては、いつもあたたかいご声援ありがとうございます。

その高総体とほぼ同じ期間に開催される第66回NHK杯高校野球・長崎県大会。ベスト4の成績で終えた高校野球部は、この県大会に挑みます。

■準決勝
海星 3(10回延長サヨナラ)4 長崎商業

※県大会出場 6月2日(土曜)~予定 長崎県営野球場・佐世保野球場
撮影:赤倉先生(養護)

同窓会総会

高総体を控える全高校生にエールを送って下さる多くの皆様。母校を卒業したOB・OG皆様かは、一層熱い声援が聞こえてきます。26日(土曜)、2年に一度開催される海星同窓会総会が平安閣サンプリエールで実施されました。

海星同窓会総会主催の同会には、卒業生の皆様をはじめ、教職員も参加、招待いただきました。

今回総会は、第9代同窓会会長様から第10代同窓会会長様への交替が有り、126年目から未来に向けた節目の同窓会になりました。

海星同窓会は、2016(平成28)年に同窓会100周年を迎えた伝統ある同窓会です。

1892(明治25)年設立の海星は、1897(明治30)年9月に第1回の卒業式が挙行され、6名の卒業生が卒業名簿に記載されています。同窓会が発足したのは1899(明治32)年。

第9代同窓会会長様へ感謝状

海星同窓会が発足した1899年は長崎市内に電話が開通した年です。時代背景を知ると、同窓会の重みを一層感じずにはいられません。

1916(大正5)年1月16日、学校で同窓会が開催されます。この日集った方々を同窓会第1回総会開催準備委員としました。海星学校第1期生・深堀喜四郎氏が初代幹事長に就任し、記念すべき第1回同窓会総会が同年5月28日実施されました。

第10代新同窓会会長様から第9代同窓会会長様へ

1925(大正14)年、1929(昭和4)年、1932(昭和7)年、1938(昭和13)年、とは第5代同窓会幹事長様の就任年変遷。

そして退任した第9代会長様が海星学生だった1944(昭和19)年、学徒動員が始まる大戦期。同会長様も香焼島川南造船所に動員されました。8月9日は疎開先の時津・日並付近で真っ赤な火柱を見たそうです。

新同窓会役員様紹介

戦後、進駐軍兵舎となった海星ですが、校舎破損修理の莫大な費用は、保護者会をはじめ、同窓会皆様も教職員同様に呼びかけ、大奮闘しました。

1947(昭和22)年6月、従来の同窓会会長であった校長が会則変更に伴い名誉会長となり、幹事長が会長になります。

そして1978(昭和53年)、戦前戦後実に40年の長きに亘り同窓会に献身的に尽力された第5代会長からバトンが第6代会長にわたります。(『宮川賞』創設は、第5代同窓会会長様に由来)

第10代同窓会新会長挨拶

1984(昭和59)年、新制高校卒の会長が就任誕生(第7代)。平成4年の海星百周年記念事業に多大な貢献をされました。

そして時代は平成へ。1992(平成4)年、第8代会長様が就任し2012(平成24)年までご尽力頂きました。その後海星同窓会の発展に尽力いただいた第9代同窓会会長様。在校生に大変親しまれた会長様には、心からの感謝の言葉しかございません。

吹奏楽部による校歌演奏

世代をこえて集った卒業生。総会のはじめには全員で黙祷を捧げた後、大いに校歌を斉唱しました。

東京海星同窓会 会長様の発声にて高らかに乾杯。

その後はご出席頂いた皆様と、母校について大いに語り合う時間でした。

海星サッカー部も創部100周年をむかえます。

放送部作成のビデオが、同窓会総会に花を添えてくれました。

大いに歓談した時間。

海星OB教職員も多数出席させていただき、同会運営の補助をさせていただきました。

多くの皆様に支えられてている海星。

海風のどよもす丘に きおい立つ若人われら。栄光に怒濤をなして 行かんかなファイト雄々しく。

海星 海星 われらの海星。

※写真は、週末の様子・海星同窓会総会の様子。