茶道の心


■高校野球部 第133回九州地区高校野球県大会(秋季大会)
本 日   海星 - 大村工業  9時30分~ 会場:県営ビックNスタジアム

海星中学校クラブフェア
◇硬式野球部
11月19日(土曜)  16時30分~18時00分  会場:海星大山グラウンド
◇男子サッカー部
9月24日(火曜)・10月21日(月曜)  18時00分~19時30分 会場:海星学園グラウンド
■平成25年度 海星学園祭  10月 5日(土曜)
■平成25年度 海星同窓会  10月26日(土曜) 18時00分~ 平安閣サンプリエール

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 朝夕の涼しさがだんだんと寒さへと移ろいでいく今の時期、昔からよく「読書の秋」と言われます。

 読書を楽しみたいとき最も理想的な条件が、“頭寒足熱(ずかんそくねつ)”。
 “頭寒足熱”とは言葉通り、足下は暖かく20℃くらいに、頭部は冷えて15℃くらいに保たれている状態を表わします。これから、9月後半、夜の気温は読書にちょうど良い条件となって、まさに「読書の秋」の到来です。

 昨日放課後、本校茶道室にて、茶道部がお茶を点てていました。相手をもてなす日本の作法として受け継がれている伝統芸能は、礼儀作法を学ぶだけに留まらず、心の清廉さを培うことができます。学園祭の折には、お客様に一杯のお茶を差し上げることで、『おもてなしの心』を披露します。

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 茶道部部長は、これまでを振り返りながら話を聞かせてくれました。

「学園祭では、お茶会を開きます。これまで、仲間達とともに準備を重ね、少しずつ形にしてきたお茶会です。一生懸命におもてなししたいと思います。かわいい部員とおいしいお茶にお菓子を用意して待っています。ぜひ、学園祭にお越しの際には、お茶会に参加してみて下さい!」

 茶道の精神には、自然を愛し自然な姿を求めるありのままの心を表現した“詫び寂び(わびさび)の精神”や“不完全な美への傾倒”があります。日本人が“不完全な美”と捉える自然の不完全さとは、例えば、徒然草の一説に表現されています。

 『花は盛りに月は隈なきを見るものかは』

「花は満開の状態、月は満月だけが本当に良いものだろうか、いや決してそうではない。」という意味です。花が散りゆくとき、月が欠けゆくときの趣、そして儚さや切なさ、そういった感情も素敵なものであると詠まれたものです。

 移ろうものの美しさ。茶道の精神を学ぶことで、生徒たちにも、“一期一会”に感謝と感動を覚える豊かな感受性が育まれていきます。

 さあ、今日も一緒にしっかりと取り組んでいきましょう!

担当 美明

※ 写真は昨日の様子

□男子・女子硬式テニス競技  H25 高総体 男子団体 優勝(15連覇)・女子団体・準優勝 海星テニス部 HP 
□男子バスケットボール競技  H25 春季選手権 準優勝 海星男子バスケットボール部 HP 
□男女弓道部  H16 個人全国制覇優勝  H24長崎市長・市議長盾争奪弓道大会 優勝 海星男女弓道部 HP 
□ラグビーフットボール競技 H23 高総体ベスト4 海星ラグビーフットボール部 HP