距離


■平成25年度男子硬式テニス部・全国選抜九州大会
11月16日~18日  会場 鹿児島県

■放送部・第35回九州高校放送コンテスト
11月16日  会場 諫早たらみ図書館
■男子バレーボール部・第66回全国選手権大会
11月16日~17日  会場 長崎南山高校
■卓球部・長崎新人戦大会
11月16日~17日  会場 シーハット大村 
■男子バスケットボール部・長崎地区新人戦
11月16日~17日  会場 瓊浦高校
■弓道部 全国選抜大会長崎県予選
11月17日  会場 長崎県立武道館弓道場
■剣道部 長崎県新人大会
11月16日~17日  会場 佐世保東翔高校  

【中学】
■男子硬式野球部・1年生大会(長崎予選)
11月17日 

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  明日入試を控えた生徒、今日公式戦に挑む生徒、土曜日の本日も本校は平常授業です。それぞれの目的を持った生徒諸君が寒さが戻った今朝もそれぞれの舞台に挑むため、元気に登校してきています。

 

  真剣勝負をしていますか。

  いつ真剣勝負をしましたか。

 
 今月は大学入試が目白押しです。昨日は長崎大学をはじめとする数多くの入試が実施されました。国公立大学・東京・大阪・福岡の難関私立大学も今日明日、そして月末まで入試は続きます。

 この期間に行われている大学入試は、推薦入試です。

 小論文・資料要約・模擬授業・講義を受けての論文などの各試験に加え、面接試験を課している入試がほとんどです。
放課後各特別教室では、SIR委員会を中心に面接指導が行われています。その雰囲気は緊張感ある大変張り詰めた雰囲気です。

 

 面接練習をする過程で、大切な作業はたくさんありますがその一つは『書く』作業です。

 SIR委員会が準備した用紙項目に、彼らは黙々と書いていきます。赤を入れられ、同じ表現を何度も言葉を置き換えて書いていきます。ひとつのことを表現するために、書きながら、調べながら、担当教員と問答を何度も繰り返しながら…。

 

 文字にすると、自分の考え方や感じ方を冷静に見ることができます。自分の心の状態を、書いた文字によって客観的に自分の考えを見ることができます。

 

 「私はこういう具合に考えているのか。」

 

 自己の客観化。

 主体となるはずの自分の考えた文字。書き出したことによって、わずかながら 「自分」 と 「自分の考え方」の間に物理的な距離をつくることができます。
 見ようとするものに目を押しつけても全体が見えるはずがありません。

 

 現在の自分が何者かは言い尽くせませんが、過去の自分はこうだったと即座に言えるのと同じです。自分の事はよくわかりませんが、他人の長所・短所はそれに比べると比較的容易に述べることができるのと同じです。距離をつくりだす。

 

 書き出された文字は、自分の考えでありながらにして距離を持って見られる言葉。赤を入れ修正する表現も、回を重ねる毎にスピードが上がっていきます。そして面接で出てくる流暢な表現。そして臨む真剣勝負の面接練習。

 

 推薦入試は12月上旬まで続きます。 そして今朝も、校舎のいたることろで早くからきて今できる練習をしている生徒諸君の姿。

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 自分との真剣勝負は、卒業まで続いていきます。  

 

 ※写真は昨日、面接練習と今朝の様子。

担当 鶴野

□男子・女子硬式テニス競技  H25 高総体 男子団体 優勝(15連覇)・女子団体・準優勝 海星テニス部 HP 
□男子バスケットボール競技  H25 春季選手権 準優勝 海星男子バスケットボール部 HP 
□男女弓道部  H16 個人全国制覇優勝  H24長崎市長・市議長盾争奪弓道大会 優勝 海星男女弓道部 HP 
□ラグビーフットボール競技 H23 高総体ベスト4 海星ラグビーフットボール部 HP