歴史の真ん中で学ぶ


高校 第1回オープンスクール
6月27日(土曜) 受付:9時00分~
■第97回全国高等学校野球選手権大会
7月15日(水曜) 午前9時30分~予定 ビッグN球場
2回戦 海星ー《諫早農業 対 佐世保高専》
■第60回長崎県吹奏楽コンクール
7月31日(金曜)10時~10時15分出演(出演順2日目1番)

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今朝の気温は22℃。

夏至の朝。

今日は最も北から太陽が昇ります。北半球では昼が最も長く、夜が最も短い日です。

 

 

週末、各クラブ活動は公式戦・遠征・練習試合・練習に汗を流しました。対戦いただいた各競技・各チームの皆様ありがとうございました。また保護者の皆様、OB・OGの皆様におかれましては、いつもあたたかいご声援ありがとうございます。

現在、高総体17連覇を達成した男子硬式テニス部は、長崎県の代表として九州総体(大分県)でプレーしています。本日は団体順位決定戦です。詳細は、海星男子硬式テニス部HPで、是非ご覧ください。※海星テニス部 HP

高校3年生諸君も、この2日間は登校し、受験を見据えた取り組みに挑みました。

 

 

学習にクラブ活動に打ち込んだ先週末でしたが、今週末27日(土曜)は、高校第一回オープンスクールを開催します。今年も現段階で約1.400名の皆さんに参加申し込みをいただき、生徒会諸君を中心に中学生の皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

今年は中央館を使用する最後のオープンスクールです。

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あのフランス・ル=コルビジェ氏(近代建築界の三大巨匠の一人)に師事した日本建築界の巨匠・吉阪隆正氏が手がけた本校中央館は昭和33年に完成しました。耐震のためにこの7月に立て替えが125周年記念事業として始まります。

 

お天気に恵まれた20日・21日は、上グラウンドに建築中の仮校舎作業も随分進みました。

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オープンスクールでは、海星高校のすべてご参加いただく皆様には体験したいただきたいのですが、今日は海星周辺についても少しご紹介させてください。

 

ご存じのように、海星学園は東山手に定置しオランダ坂を上った所にあります。かつて、長崎港周辺は段々畑でしたが、開港され外国人が居住するようになると、彼らの手で道が整備され、家が建てられました。それらは観光案内であまりにも有名です。

 

ご紹介するのは、現在も活用されている当時つくられた道について。

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本校体育館と活水女子大学の間にある石畳の道。

東山手の皆様をはじめ、通学したり学校周辺を走って練習する学生に大いに活用されている生活道路です。

 

その横を囲むレンガの壁は、イギリス式のレンガ積みとも言われ、人によっては「長崎で最も美しいレンガの積み方なのでは?」と、評される方もいるほどです。

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そして今日紹介させていただきたいのは、この煉瓦ではなく石畳の横に流れる『側溝』です。

 

四角に近い丸形、楕円形の半分と表現した方が適切でしょうか。

雨が降った際、大量に雨水が流れるように深く大きい側溝です。よく見るとそこに設置されている溝は、手作業で石をくり抜いて作られた形跡が見て取れます。

 

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その楕円形の側溝が石畳にそってずっと続くかと思いきや、途中から側溝は三角形のゾーンに変わります。しばらくすると楕円形の側溝ゾーンに。

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これは雨で落ちた木の葉などが側溝につまり水の流れをせき止めないように当時の人たちが考え工夫して造ったものです。楕円形は容量を大きく流し、三角形は流れる雨水に勢いをつけるしくみです。

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メディアでもたびたび取り上げられる東山手・南山手界隈。

海星学園は、123年の伝統とともに現在このオランダ坂をのぼった東山手に位置しています。

 

オープンスクールでは、是非学園内を満喫していただきたいです。そして長崎の中心で学び、長崎港から大きく全国へ、世界へと巣立っていった卒業生の皆様同様に、歴史と趣がある通学路や、この東山手を満喫していただきたいです。

 

皆様を心からお待ちしています。

 

■定点観測(6月19日・上グラウンド)

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※写真は、先週末。海星周辺の様子。

担当 鶴野

 

◆各クラブ・HPです。検索・クリックして下さい。

□男子・女子硬式テニス競技  H26 高総体 男子団体 優勝(16連覇)全国選抜大会出場・女子団体・準優勝 海星テニス部 HP
□ラグビーフットボール競技 H26 全国選抜大会出場 H26高総体 3位  海星ラグビーフットボール部 HP