平成16年度卒 原田龍之介氏　　ロンドン五輪・出場！　　セーリング競技

　今週金曜日から第2回定期考査が始まります。完全下校が普段より一時間早くなりましたが、各教室で、自習室で、学習スペースで、生徒諸君は粘ります。
　そして昨日より長崎大学に続き各私立大学にご協力いただき校内進路ガイダンスを本校で開催させていただいております。本日は、福岡大学の説明会が実施されます。各大学の皆様におかれましては、本校まで足を運んでいただいての説明会実施開催、本当にありがとうございます。

　大学生説明会に積極的に足を運ぶ先輩。放課後、いつも以上に粘る友達の姿。考査前だけではない普段の光景が職員室前にはありますが、いつも以上に活気があるのは確かです。

　積極的に行動できるようになると、悩みが多くなります。なぜなら自分の事は自分でつくり上げていくことに気づくからです。行動する前より様々な場面を経験するからです。たくさんの人と出会うからです。

「人間は惰性で生きている。悩みや挫折は大変尊い。悩みや挫折をそのままにしておく人はいない。解決しようと動き出すことで、もはや惰性で過ごさなくなるからだ。」

　要約すると　「人は悩みにぶつからないと努力をせずにすませようとする傾向がある。」　という事ですが、これは大人も耳が痛い言葉です。
　

授業中に加えてその他の時間を活用し挑む光景は、明日を頼りにせず今日を失わず大切に一日を過ごしている姿です。

小さな事を大切にできる人は、大きな事を大切にできる人。

一日を大切にできる人は、一生を大切にできる人。 

　グラウンドを走る－　最初は涼しい顔で走っていても、きつくなってきたらどうするだろう。

　座り込むか。
　歯を食いしばり歩みを止めず進むか。
　
　逆境に個性があらわれます。

　順境の地にあっては個性はややもすると眠り込んでしまいます。逆境の地にあってこそ個性は強烈に試され、磨かれ育っていきます。

　職員室前で挑む彼らの背中には、先日実施の第1回オープンスクールの装飾がありました。
　（オープンスクール展示は今週までされています。）

　一人一人がつくりあげていく学園生活には、それぞれの鮮やかな色に満ちあふれて多くの色が豊かに活動しています。その色は日々磨かれ育ち変化しています。学校活動にある様々な場面を通じて。

　さぁ、今日も一緒にしっかり取り組んでいきましょう。

※写真は昨日・学園内の風景。