ポカリスエット エールキャラバン


明日からは『小雪』の時分。

以前も記しましたが、現在使われている1873(明治6)年に採用された太陽暦以前に日本で親しまれていた太陰太陽暦(いわゆる旧暦)は、日本の四季を見事に表していると感じます。

ちなみに日本は、旧暦採用以前は太古暦に親しんでいましたがまたそれは別の機会に。

気温は、5℃。昨日より一層寒さが増していますが、今朝の通学路は星がとても綺麗でした。今日の日の出は、午前6時56分です。

ポカリスエット エールキャラバン

昨日、全国高等学校サッカー選手権大会組み合わせがありました。全国4,111校ある高校サッカーチームの頂点を決める大会が、今年も始まります。

平成25年・平成26年と長崎県高校総合体育大会で優勝を果たし、出場した山梨県で開催されたインターハイでは全国ベスト8まで進んだ海星サッカー部。

そのサッカー部に元日本代表・三浦淳寛氏が来校され、私たちはサッカー指導をいただきました。

ポカリスエット・エールキャラバン。

本日夕方NBCテレビでその模様は放送される予定です。

当日はあいにくの小雨模様でしたが、三浦氏のサッカーに掛ける情熱とサッカー部員の熱気で、小雨は全く意に介されませんでした。

ホイッスルとともに始まった練習。

最初に指導を受けたのは、ボールコントロールなどの技術ではありません。

ある練習が終わり、三浦氏が笛を吹き集合をかけました。集まる選手達。しかし氏は、解散させ再び集合を掛けます。その意図とは。

「普段の練習姿勢が試合には必ず出ます。集合がかかった時は、試合時のように全力のダッシュで集まる。」

当たり前を大事にして練習に取り組み、日の丸を付けてプレーしてきた氏の言葉が選手に響きます。

再び練習を始めると、全員が見違える動き。

このような場面もありました。

ボールを要求する場面。現役高校生選手たちが大きい声でボールを足元にと『ヘイ!』と要求します。数名その声を出す練習をした後、氏が声を出す順番になりました。

 

「ヘイ!」

選手達だけではなく、傘を差し見学していた約50名ほどの生徒も、まるでグラウンドが体育館内であるかのように大きく響き渡った氏のかけ声に驚きました。

「本当に自分の足元にボールが欲しいのならば、これくらい気持ちの入った声が出るはずだ。」

プレーだけではない、大きいな大きな事を、サッカーを通じて私たちは指導いただきました。

柿が色づく頃、私たちは素晴らしい時間をいただきました。

※写真は、ポカリスエット・エールキャラバンの様子。