二度はない機会


□第40回 日本リトルシニア野球全国大会
一回戦  8月 1日(水曜) 保土ヶ谷球場  11:00~(予定)   長崎海星(長崎) - 愛知衣浦(東海)

□長崎県女子サッカー選手権リーグ戦
小佐々中央運動場 他  7月 8日・ 7月29日・ 8月26日

 朝の日差しは柔らかく、まだ日中に比べると幾分過ごしやすい気がします。今朝も晴天に恵まれ小鳥のさえずりと蟬しぐれが耳に心地よく響きます。不思議と朝に聞く蟬しぐれはどこか涼しさを感じさせます。

 夏のこの時期、少し意識してみると所々に“空蝉(うつせみ)”を発見できます。“空蝉”とはいわゆる蟬の殻のことです。
 地下に数年間(3年~17年)棲息していた蟬の幼虫は、やがて成長し夏、地上に這い出してきて背を割り皮を脱ぎ、夜の間に成虫となる。
 地上では、1ヶ月ほどしか生存できず、私達の目には夏の儚さに映ります。ただ、地下生活の期間を入れると昆虫の中では非常に長命な種類なのです。

 昨日の午後、炎暑の中、女子サッカー部のメンバーはいつものようにピッチを駆け抜けていました。
フォーメーションを確認しながら生き生きとボールを蹴る姿、夏の暑さに負けない熱気が伝わってきます。

 一方、室内でも熱い戦いが行われていました。
 柔剣道場を使った空手同好会の面々の活動です。ほぼ毎日活動しており屋外で階段を駆け上がり汗を流す姿を見ることもあります。
 先日には、試合にも出場しており真剣に打ち込む姿は凛々しく映ります。

 職員室前の長机では、志望理由書の個人指導を受ける3年生の姿に出会いました。
熱のこもった先生の話に傾聴し、時にはメモを取りながら少しでも糧にしようとする真剣な姿
そこには、強い意思を持つ光がありました。

18世紀のフランスの評論家 ニコラス・シャンフォールの残した言葉があります。
「機会が二度、扉を叩くなどとは考えるな」
その人に訪れる貴重な機会は限られ、さらにその機会を得るかどうかで人生が大きく左右されることもある。

今という大切な瞬間
一度過ぎ去ると次の瞬間には思い出に変わる

詩人 宮沢賢治の作品“雨ニモマケズ”
“雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ 夏ノ暑サニモマケヌ(以降省略)・・・ソウイウ モノニ ワタシハ ナリタイ”

人は誰しもが理想の自分を持ち、そうなりたいと願います。
しかし、実行しない思いつきは空想と化し、実行しても継続しなければ形骸化します。
結果を出すためには実行し継続し続けるしか道はない
今できることを皆がそれぞれのやり方で実行しているのです。

さあ、今日も一緒にしっかり取り組んでいきましょう。

 

担当M

※写真は、昨日の様子。

最近5カ年・合格者数(国公立大学)

東京大学6名 京都大学2名 九州大学9名 大阪大学2名 神戸大学1名 名古屋大学1名 東京工業大学1名 北海道大学1名 長崎大学109名 熊本大学6名 九州工業大学5名 福岡教育大学3名 佐賀大学9名 大分大学8名 宮崎大学6名 鹿児島大学6名 鹿屋体育大学1名 琉球大学5名 山口大学3名 広島大学3名 岡山大学1名 島根大学4名 鳥取大学4名 香川大学1名 高知大学1名 東京学芸大学1名 千葉大学1名 和歌山大学2名 静岡大学2名 茨城大学1名 群馬大学1名 新潟大学1名 山形大学1名 北見工業大学1名 北海道教育大学1名 等

長崎県立大学27名 北九州市立大学5名 福岡県立大学1名 福岡女子大学2名 熊本県立大学4名 名桜大学4名 下関市立大学2名 尾道大学1名 兵庫県立大学1名 愛知県立大学1名 高崎経済大学1名 都留文科大学2名 釧路公立大学2名 等

私立大学ほか近年の本校進学実績

□男子・女子硬式テニス競技  H24 高総体 男子団体 優勝(14連覇)・女子団体・準優勝 海星テニス部 HP 

□男子バスケットボール競技 H24 春季選手権 準優勝 海星男子バスケットボール部 HP 

□男女弓道部  H16 個人全国制覇優勝  H24長崎市長・市議長盾争奪弓道大会 優勝 海星男女弓道部 HP 

□ラグビーフットボール競技 H23 高総体ベスト4 海星ラグビーフットボール部 HP