鷹の巣立ち


朝の霞が長崎港を覆っています。蝉声の向こうにかすかに見える稲佐山。今朝の気温は27℃。来週から大暑時分ですが、小暑時分の今でこの暑さだと、来週からはどうなるものか。

七十二候で現在は小暑末候「鷹乃学を習う」

鷹の雛が飛び方を覚える頃です。『土用入りの頃、鷹は獲物を捕らえ一人前になる頃なんですよ』という意味合いの季節。

明日は終業式

この猛暑の中、保護者皆様には学園に足を運んでいただいています。ご協力・ご理解、ありがとうございます。その三者面談期間も本日が最終日。そして先週中学から始まった校内スポーツ大会も本日高校三年生が実施する最終日です。

明日は平成30年度 第1学期 終業式。平成最後の第1学期終業式。

来週からは夏期課外授業が始まります。(前期:7月23日〔月曜〕ー8月3日〔金曜〕・後期:8月20日〔月曜〕ー24日〔金曜〕)、第2学期始業式は、8月29日(水曜)です。

九州大会 水泳

インターハイ『彩る感動 東海総体』8月1日開幕に向けて、長崎県高総体20連覇を果たした男子硬式テニス部や、10年ぶり6度目の優勝を果たした弓道部は準備を進めています。

その前に開催された九州総体。好成績を残した各競技各選手が出場する機会をいただきブログでお伝えさせていただきました。本日は個人競技『水泳』で出場を果たした白川選手が、報告に訪れてくれましたのでお伝えさせていただきます。

■女子200m 背泳ぎ
白川佳乃選手 予選30位(2:41.07)

■女子100m 背泳ぎ
白川佳乃選手 予選26位(1:13.73)

7月14日(土曜)~7月16日(月曜)までの期間、熊本県『アクアドームくまもと』にて、平成30年度全九州高等学校体育大会(競泳競技)が開催され、県高総体で好成績をおさめたその白川選手は出場しました。

引率教員・白川先生(国語科)の話によると、選手の白川さんは高総体・新人戦と合わせると海星に入学して5回目の九州大会でした。

本校からは一人での出場でした。「残念ながら九州大会では決勝に進出することはできませんでしたが、精一杯力を出しきり最後まで泳ぐ姿に多くの人に感動を与えていました。」と、選手の健闘を称えていました。

特に白川選手や白川先生が感激したのは「長崎県水泳チーム選手の皆さんが声を枯らして応援してくれました。競技を続けて感動や感謝を心から学びます。」と、大舞台での試合を貴重な経験にしていました。

小学生から始めた水泳競技。

その水泳スクールは残念ながら現在はもうなくなったそうですが、スクールで培い教授していただいたスピリットは高校生になった現在も一番の宝物として彼女は育んでいます。

臨界点に達するまで、水面下でものごとは着々と進行しています。表面的に大きな変化はないので、事の先を察知することは簡単ではありません。一皮むけた大きな成長は、貴重な経験の積み重ね。

飛び方を覚え巣立ちする鷹は突然飛べるようになるのではなく、小さくも身になる経験を日々コツコツ重ねています。

※写真は、九州大会水泳競技出場・白川選手と校内大会の様子。

第100回 全国高等学校野球選手権記念長崎大会

7月21日(土曜)10時00分ー予定 会場:ビッグN球場
準決勝 海星ー長崎商業

第63回 長崎県吹奏楽コンクール

海星吹奏楽部 7月21日(土曜)11時00分ー11時15分 演奏 会場:アルカス佐世保