小さな灯火 大きな光


二十四節気。今日から『処暑』時分。台風の影響か風がありますが、夏の暑さが残る朝です。蝉に代わるコオロギ音色が、28℃の朝に涼をもたらしてくれています。

後期課外授業は明日まで。第2学期始業式は来週29日(水曜)、まもなく第2学期が始まります。今週末は各クラブ活動をはじめ模試受験など、夏最後の強化期間。

まもなく立春から数えて210日目なので、古来から言われる雑節・台風が相次いで襲来する頃。グラウンドの備品を整理するなど、ちょっとした対策で大きな被害を防ぐことが出来ます。有意義な週末になることを今週末も期待します。

平成30年度 長崎地区新人野球大会

■Cパート 海星4勝0敗 ※1位通過
海星12(5回コールド)2長崎西・海星9(8回コールド)2北陽台
海星9(7回コールド)0長崎工業・海星○(出場辞退)●上対馬

1位通過 2位通過
Aパート 長崎商業 総附
Bパート 瓊浦 五島
Cパート 海星 北陽台
Dパート 南山 長崎北

■決勝トーナメント
◆準々決勝 海星ー総附 本日:8月23日(木曜)10時~予定 会場:海星三和グラウンド

平成30年度 第8回長崎県高校生・大学生環境会議

さて、先日もお伝えした生物部。今夏彼らは2つの大きな活動を行いました。今日はそのもう1つを報告。『平成30年度 第8回長崎県高校生・大学生環境会議』。

環境会議では実行委員会として、大学生代表に『ながさき海援隊』、そして高校生代表としては何と私達海星高校生物部がこの実行委員会を担当させていただきました。

生物部2年の髙濵君が高校生実行委員長を任されました。 開会行事では、高校生実行委員長として挨拶。緊張しました。

「今日はお暑い中環境会議にお越し頂き、誠にありがとうございます。」

開会行事後、さっそく高校生・大学生交流会(アイスブレーキング)を実行委員会は行いました。内容は「新聞紙エコバッグづくり」です。(注・アイスブレーキング…初対面同士が緊張をときほぐすための作業)

私達生物部は、毎年6月・環境月間に浜町アーケードにて新聞紙エコバッグ作り方指導に参加しています。他校生徒や大学生の方々に、率先して作り方を教えることができました。


エコバッグを作りながら、進む初対面の生徒同士のコミュニケーション。

一緒に作っていると、「教える難しさ」「伝わるう嬉しさ」「できないもどかしさ」「完成する達成感」。多くが交錯して一気に特有の明るい雰囲気に。

交流が深まったところで、次のプログラム。高校生と大学生の意見交換会が始まりました。 議題は『高校生と大学生が一緒になって取り組む具体的な環境活動を考えてみよう。』です。

環境活動の正解は1つではありません。 立場が違えば環境に対する見方は人それぞれ。 高校生、大学生、それぞれの立場で話し、皆で討論しました。

各グループで話し合った内容をまとめて代表者が発表しました。

「私達高校生・大学生だけでなく、もっと地域の皆様に協力してもらえる清掃活動の方法はないものだろうか。」

「学校ごとの消費電力を比較して節電競争をしてみる取り組みで環境意識は高められるのでは。」

「放置竹林の竹を活用しましょう。竹は消臭効果があるので、学校の下駄箱や部室など匂いが気になるところに置くと良いと思います。」 など、様々なアイディアが出ました。


「私達は今の環境での居心地が良くないわけではありません。ただ居心地が良すぎて、いつのまにかこの環境を肯定してしまうと、環境への取り組みや変化を避ける雰囲気が少しずつ作り出される事になります。そうなると環境問題は一層すすまなくなります。」

「小さいことでも、それぞれの立場で出来ることをまずやって行きましょう。」

同じ環境問題を考える初対面の仲間達。

一人一人の小さな灯をともしたら、自分たちが想像する以上の大きな灯りになった事を実感し歩み出した会議でした。

開催場所:長崎大学環境科学部2階Aー24教室
開催日時:8月10日(金)13:30~

参加高校:国見高校環境づくり事務局・小浜高校・島原高校・聖和女子学院高等学校・海星高校生物部
参加大学:長崎大学 ながさき海援隊・長崎総合科学大学
協力機関:長崎県環境政策課・長崎市環境政策課

※写真は生物部活動の様子。