風に乗って


穏やかで鏡面のような長崎港今朝の海。早朝の空が水色のため、いつもの深青色ではなく水色の海に稲佐山が浮かんでいます。

もし通学路に選手権大会があるとすれば、間違いなく上位に来るのではないかと思える学園への通学路。稲佐山・長崎港だけではく、オランダ坂、グラバー園、大浦天主堂、女神大橋…長崎を代表する観光資源が通学路では出迎えてくれます。

この通学路を3年間、あるいは6年間歩くのが海星ボーイ・海星ガールです。

松山グラウンド

今週は様々な思いの中、各校各クラブ活動が練習に励んでいます。昨日松山グラウンドを訪ねると陸上部が練習をしていました。通常陸上部は松山グラウンドで活動しています。

中学・高校・大学・市民ランナーの方々、非常に多くの陸上愛好家が集い練習している松山グラウンド。学校部活動としても、これだけ様々な団体が混在して365日練習するという競技は珍しいのではないでしょうか。大変活気がありました。

その陸上部の練習風景。

通常ならば、今週は来週金曜日に開幕予定だった高総体に向けての追い込み練習時期。井上監督(数学科)に話を聞きました。

「一言ではとても簡単に表現することはできません。」と、前置きをした上で「高総体中止が決まり、しっかり気持ちを切り替えて進路勉強に早速励む選手、高総体開幕予定日まで練習に参加すると決めた選手、もちろん迷っている選手もいます。」

どのような雰囲気か見渡しましたが、高校3年生は時折笑顔も見せて練習に励んでいる姿も見られました。

すでに2年生にもキャプテンシーが芽生え、集団を牽引しようとする姿勢もうかがえました。

合間に練習に参加していた3年生数名に話を聞くと

「陸上は個人競技ですが、チームプレーだと言うことをクラブ活動では学びました。陸上をやってよかったです。」

「僕は早寝早起きの大切さを学びました。公式戦での場所取りは陸上は独特で、早いときには4時起きでしたので(笑顔)」

「僕は小浜駅伝大会が印象に残っています。試合前日の夜にみんなで食べた晩ご飯がとても美味しかった事が思い出です。」

「僕は去年、あの大歓声の中競技できたのが一番の思い出です。」

練習終了の時間になりました。

今年は新入部員に女子選手が入部しましたが、それまで女子はマネージャーたった一人。3年間女子一人で本当に良く取り組んでくれました。昨日練習終わりには、いつも通りグラウンド整備。

最後は毎回やっているストレッチ運動。

その時、サーッと気持ちの良い風がグラウンドをながれていきました。

その後、陸上部は練習をいつも通り終えていました。

※写真は昨日の様子。

5月28日

校長 武川 眞一郎

おはようございます。今朝の気温は15度 晴れです。

ワイシャツ一枚でよかったという気温でしたが今日は15度で、ちょっとは肌寒さを感じます。そう思いながら学校にきましたら管理棟のハイビスカスが見事に咲いているのを見つけました。ハイビスカスは沖縄に相応しい花ですが、アメリカのハワイ州の州花にもなっているように南国の植物です。このハイビスカス、学園のハイビスカスは12月上旬まで咲いています。

ちょっと意外なところがあります。このハイビスカス、花が大きいので当然蕾も大きいです。前日、蕾は大きく膨らんだ翌日、大きな赤い花が咲いています。そして夕方(夜)には萎み、翌日には落下しています。ですから、一本の木には花と蕾が併存している時期が秋の終わりまでみることができるのです。

北部九州で、感染症が確認されたというニュースがあります。緊急事態を解除(5月14日)してから、ほぼ2週間という期間です。私達は「新しい生活様式」の確立にまい進しないといけないとはっきりと言える現象ではないでしょうか。無症状感染者もいると思います。ウイルスを広げないためにも。手洗い、マスク着用を子転げたいと思います。

緊急事態が解除され日常生活に戻りつつありますが、感染症発生前には戻れないと専門家の皆さんが提言されています。新しい生活に慣れるまでは、次のことを意識して行動をしましょう。

「新しい生活様式の実践例」

感染防止の3つの基本:①身体的距離の確保、②マスクの着用、③手洗い

□人との間隔は、できるだけ2m(最低1m)空ける。
□遊びにいくなら屋内より屋外を選ぶ。
□会話をする際は、可能な限り真正面を避ける。
□外出時、屋内にいるときや会話をするときは、症状がなくてもマスクを着用
□家に帰ったらまず手や顔を洗う。できるだけすぐに着替える、シャワーを浴びる。
□手洗いは30秒程度かけて水と石けんで丁寧に洗う(手指消毒薬の使用も可)

 

社会も頑張っています。君たちもご協力をお願いします。「私達は絶対、この困難を乗り越えられる」ことができると信じましょう。