甲子園の土


日中は気温が上がる予報ですが、今朝は涼しさを感じる朝です。

『玄鳥去る(ツバメさる)』

まもなく白露末候、ツバメが南に帰る頃です。ついこの前、通学路の軒先に小枝をくちばしに行き来していたツバメ達。季節は巡り春先に訪れたツバメ達とはしばしのお別れの季節になりました。ちょうど鶺鴒(セキレイ)の「チチィ」いう鳴き声が聞こえ始めています。鳥たちも季節によって入れ替わる頃。

甲子園の土

「全国の高校球児に阪神タイガースから届けられたものです。」

球児たちの夢、甲子園。

今年はコロナ禍のため従来通りの大会は中止。全国の球児たちの思いは簡単に表現できるものではありません。また球児たちに限らず、全ての競技・クラブ活動に励んでいた三年生は同じ思いあることは容易に想像できます。

その球児たちに阪神タイガース・甲子園球場より『甲子園の土』が贈られてきました。本当にありがとうございます。

現在、阪神タイガース・平田二軍監督と背番号25江越選手は本校OB。

三年生部員が掲げる甲子園の土と一緒に贈られてきたパネルには、矢野一軍監督からのメッセージと江越先輩のサイン。

野球部三年生の笑顔を久しぶりに見たような気がします。

「まもなく新チームでの県大会が開催されます。代替わりしてのチームですが、海星伝統の野球を磨きプレッシャーの中でプレーできる喜びをみんなで体験してほしいです。応援しています。」

 

坊主頭だった姿が、今は少し髪が伸びて進路活動にいそしんでいる9月中旬。思わぬプレゼントに進路活動のやる気が加速していた様子でした。

「大切にします。」と、三年生全員集合して一枚とった昼休み。

※写真は野球部三年生。

9月15日

校長 武川 眞一郎

 

おはようございます。半袖では「肌寒さ」を感じる朝でした。「秋」と実感できる朝です。

通勤途中の田圃の畔に真っ白い30㎝から40㎝ぐらいの棒を差したような光景がありました。ヒガンバナ。

先端が尖っていますので、まだ花芽はついていないのでしょう。あと数日すると花がさくのでしょうか。ヒガンバナの花は赤が普通なのですが、黄色い花も咲くヒガンバナです。ちょうど秋分の日(彼岸)に赤や黄色の花が咲いてくれるものと思います。長雨や高気温や台風と気象上で変化の激しい夏でしたが、自然の調和は力強く季節を知らせてくれます。感謝という言葉が自然と出てきました。

田圃の畔には、なぜヒガンバナが多いのか?農家の方から教わったことがありました。「モグラ除け」ということでした。ヒガンバナの球根の発する臭いをモグラが嫌い田圃にモグラを寄せ付けないためと言っておられました。ご存じのようにモグラは土中を掘り進み穴をあけ、稲の根を食べます。農家の方にとっては、モグラは好ましくない動物です。自然の力を利用して自然と調和を図り生きていく先人の知恵を感じました。

【日本赤十字社】「ウイルスの次にやってくるもの」

https://www.youtube.com/watch?v=rbNuikVDrN4 をご覧ください。

社会も頑張っています。皆さんもご協力をお願いします。「私達は絶対、この困難を乗り越えられる」ことができると信じましょう。

次の「3つの密」を実践してください。
(1)人の集まるところへの外出はしないでください。(密集)
(2)閉ざされた空間では換気を十分に行いましょう。(密閉)
(3)人との接触を避け、一定の距離を保って話しましょう(密接)

※家族以外との会食は避けましょう。

(30秒手洗い)
指と指の間、爪先、手首を丁寧に石鹸で洗ってください。手をハンカチ等で拭いたあとアルコール消毒液を使用しましょう。

※登校後ただちに手洗い
※食事の前後に手洗い
※トイレの後に手洗い
※掃除の後に手洗い
※帰宅後手洗い