合奏


□第39回長崎県アンサンブルコンテスト 12月16日(日曜)

□平成25年度 海星中学校特別入学試験 12月16日(日)
※12月6日(木曜)~12月13日(木曜)が出願期間になります。

□平成24年度 海星中学高校 個別相談会  10月13日(土曜)~12月15日(土曜)
※毎週土曜 午前10時開始(当日受付) 中学校の個別相談会は、12月8日までです。

 まだ空に欠けた月がはっきりと見える早朝。だんだんと空が白み始めるに従って、教室の電気も一つまた一つと灯り始めていきます。明けるのが遅く、暮れるのが早い冬。一年で最も一日が短く感じる季節です。

 第4回考査が終わり、各クラブ活動で練習が再開されました。吹奏楽部も久々に練習ができるということで、部室内は活気に満ちあふれていました。
 また昨日は、スクールサポート九州 VOICE担当の方が取材をするために、ご来校下さいました。関係者の皆様、ご協力誠にありがとうございました。

 『楽器を演奏する人にとって、一日練習を休むと、もとの感覚を取り戻すために数日かかる』とも言われます。
そのため、生徒達は普段よりも時間をかけて個人練習を行いました。寒空の下、外に出て練習する姿もあり、一人一人の意気込みが感じられます。

 個人練習後は合奏です。

「イスの位置はそこで良かったかな。」「○○さん、もう少し後ろに下がった方が良いよ。」
 合奏する際に不可欠なイス並べでは、先生や上級生の先輩達が声をかけ合い舞台を整えていきます。
1分でも長く練習できるように、皆が一体となりてきぱきと動き、協力してすぐに形が整いました。

 演奏がはじまると雰囲気はがらりと変わります。笑顔が絶えない準備時間とは打って変わり、瞳に真剣な色が宿ります。皆で楽譜と指揮者の動きに集中し、音を重ね合う。美しく同調した音色は、生徒達が音楽を楽しみ大切にしていることの証でした。

 久々の合奏ということもあり、十分な時間をかけて練習が進行していきます。

 吹奏楽部は、アンサンブルコンテストを控えており、校内選考により4人が選出され出場することが決定しています。
合奏の練習後、4人は曲を合わせ感触を確かめていました。演奏後は、聞いていた皆から暖かな拍手がありました。

演奏曲は、打楽器四重奏曲『Spiritual(スピリチュアル)』です。
“Spiritual”とは「霊的」あるいは「宗教的」という意味合いを持つ語句で、独特の雰囲気が漂います。

 音楽を志したことがない人にとって、演奏する人は簡単に楽器を操り、容易に演奏しているように見えます。
それは、得意とする技術を持った人への羨望。

スペインのチェロ奏者であるパブロ・カザルス氏の言葉にもあります。
『人々は私が鳥が歌うのと同じように楽々と演奏すると言います。鳥たちが自分の歌を歌うためにどんなに大きな努力を重ねているか、知らないからでしょう。』

 僅かな時間も惜しんで真剣に練習に勤しむ生徒達の姿は、まさにその言葉の通りでした。
見えない所での努力の結晶が、私達の心に感動という形で届くのでしょう。

さあ、今日も一緒にしっかりと取り組んでいきましょう!

担当M
※写真は昨日の様子。

最近5カ年・合格者数(国公立大学)

東京大学6名 京都大学2名 九州大学9名 大阪大学2名 神戸大学1名 名古屋大学1名 東京工業大学1名 北海道大学1名 長崎大学109名 熊本大学6名 九州工業大学5名 福岡教育大学3名 佐賀大学9名 大分大学8名 宮崎大学6名 鹿児島大学6名 鹿屋体育大学1名 琉球大学5名 山口大学3名 広島大学3名 岡山大学1名 島根大学4名 鳥取大学4名 香川大学1名 高知大学1名 東京学芸大学1名 千葉大学1名 和歌山大学2名 静岡大学2名 茨城大学1名 群馬大学1名 新潟大学1名 山形大学1名 北見工業大学1名 北海道教育大学1名 等

長崎県立大学27名 北九州市立大学5名 福岡県立大学1名 福岡女子大学2名 熊本県立大学4名 名桜大学4名 下関市立大学2名 尾道大学1名 兵庫県立大学1名 愛知県立大学1名 高崎経済大学1名 都留文科大学2名 釧路公立大学2名 等

私立大学ほか近年の本校進学実績

□男子・女子硬式テニス競技  H24 高総体 男子団体 優勝(14連覇)・女子団体・準優勝 海星テニス部 HP 

□男子バスケットボール競技 H24 春季選手権 準優勝 海星男子バスケットボール部 HP 

□男女弓道部  H16 個人全国制覇優勝  H24長崎市長・市議長盾争奪弓道大会 優勝 海星男女弓道部 HP 

□ラグビーフットボール競技 H23 高総体ベスト4 海星ラグビーフットボール部 HP