苦しさから逃げない

九州ブロック突破の記事が長崎新聞に掲載されました。

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3人の海星卒業生が下馬評を覆しました。

女子に関しては、昨年わかやま国体6位入賞を果たした江代・山口(慶應義塾大学・亜細亜大学)が不参加となり、最終予選を経て吉田と長澤(長崎国際大学)が選出されました。

ぶっつけ本番となった九州ブロックでも、お互いの持ち味を出した試合を毎試合行い、プロも出場する中で大健闘の3位となりました。

高校在学中はなかなか結果に恵まれなかった吉田も、西南学院大学に入学後、急成長しました。

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良い意味で力の抜けたテニスが出来ていて、自信に満ち溢れています。

本国体でも、九州文化学園出身の長澤と長崎旋風を期待したいです!!

そして、男子の2人は少年種別で岐阜・東京と2回国体に出場した経験を持っています。

岐阜ではベスト16、東京では1回戦敗退。

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特に、東京ではダブルスで何も出来ずに負けました。

あれから3年。

各々の場所で成長を続けて、また長崎を背負って2人で戦う機会を得ました。

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2人から連絡があり、自分のことよりも、お互いがお互いの頑張りを称えていました。

何かが素晴らしく良かったわけでもなく、逃げない強さがありました。

2人は九州の別々の大学に行きましたが、関東・関西の大学には負けたくないという意志を持って入学していきました。

九州の大学には出来ないと言われ続けてきたことを、やってのけることに大きな喜びを感じています。

今後はインカレ・九州王座・岩手国体と大きな大会が続きます。

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ライバルとして、チーム長崎として、これからもお互いの成長を認め合いながら高め合ってほしいです。

スタッフとして、宮崎入りした朝永さん(親和銀行)。

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選手よりも先に泣いてしまうほど、今まで全責任を背負ってきました。

成年男子が勝つために、多くの犠牲を払ってきましたが、結果は伴わず、監督としての責任を1人で背負い続けていました。

しかし、これで全てが報われたわけではなく、本国体での入賞を勝ち取ることがこれまでのサポートへの感謝の気持ちの表れです。

朝永さん自身も海星OBでもあり、3人の海星OBが岩手国体で躍動出来るように、現役も刺激を与える活躍をしていきたいと思います。

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最後に、今年度から国体委員長を徳吉監督(長崎国際大学)が任され、チーム長崎のまとめ役として成年男女を引っ張っていただきました。

徳吉監督のお陰で、長崎県にとっても、今が一番良い流れが出来ています。

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この流れに乗っていけるように、選手だけでなく、僕たち指導者もこれまで以上に熱い指導をしていきたいと思います。

明日も応援よろしくお願いします!!

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