第8回がんばらんばカップ

がんばらんばカップの記事が読売新聞に掲載されています。

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第8回がんばらんばカップ男子結果

第8回がんばらんばカップ女子結果

是非、ご覧下さい!!

今年のがんばらんばカップには、女子の九州電力チームがエントリーしていただきました。

実業団チームとして、九州で活躍した高校生が大学を経由して所属したり、高卒で入社している九州トップチームです。

4月から入社予定の宮原三奈選手(柳川高校)も参加していただき、長崎の高校生以下にとっても刺激の多い試合を行うことが出来ました。

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(写真は宮原千佳選手)

宮原三奈選手は、決勝戦の前のわずかな時間でもウォーミングアップを欠かさず、試合に臨んでいました。

今でも全国トップクラスの選手ですが、コート上でのプレー以外でも、長崎県ジュニアにお手本として欲しい部分を多く見せていただきました。

お忙しい中、選手調整していただきました、平原監督ありがとうございました!!

時間の関係上、打ち切りとなり、初優勝となりましたが、是非とも来年も参加いただき長崎県強化に力をお借りしたいと思います。

同じく女子の九州文化学園OGで構成されたTeamKYUBUNも元気に大会を盛り上げてくれました。

各年代で長崎県を背負ってきた選手たちが、帰ってこれる場があることも大切だと思います。

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インカレ準優勝の江代さん(慶應義塾大学主将)も東京から駆けつけてくれて、怪我を抱えながらでも言い訳しない姿勢に、選手として正しい心構えとは何かを見せてくれていました。

がんばらんばカップは女子も毎年レベルアップしていっています。

長崎県ジュニアにとっても、女子の強化は最優先事項になっていますので、様々な部分を吸収して欲しいと思います。

そして、今年も男子は白熱した試合が続きました。

今年は予選リーグから接戦となりました。

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Aブロックでは小学生選抜が奮闘し、TeamKAISEIにも堂々と打ち合い、中学生選抜Bには1ポイントを奪う健闘を見せました。

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Bブロックでは高校選抜が長崎国際大学Aに勝ち、FFGに挑みましたが実業団チームの底力に敗れました。

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Cブロックでは海星高校と決勝トーナメントを争った長崎社会人チームのプリンスが最後まで互角の試合内容を展開しました。

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Dブロックでは長崎実業団チームの親和銀行に1-2で敗れましたが、シングルス・ダブルスともに実業団相手に一歩も引かない試合展開となりました。

昨年以上に決勝トーナメントをかけた1勝の重みのある予選リーグとなりました。

そして、決勝トーナメントではTeamKAISEIがFFGに2-0ストレートで勝利し、親和銀行が海星高校とのS2をタイブレークで制し決勝に進出。

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決勝でも、TeamKAISEIのシングルス1藤永(海星3年)が圧倒的な試合内容で1勝すると、負けじと親和銀行もダブルスを取り返し1-1。

最後はOB対決となり、親和銀行の古森選手がTeamKAISEIの溝川(長国大)相手に接戦を制し、親和銀行の優勝が決まりました。

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親和銀行テニス部主将の山口大輝(OB)やエース松永雅選手も古森の活躍を喜ぶと共に、より団体戦でも力を発揮してもらうためにベンチに入り鼓舞している姿が印象的でした。

実業団として活動していく中でも、様々な苦労もあるかと思いますが、次の世代への継承のために各選手たちが役割を果たしています。

OBの古森選手について、山口主将も「今がチームの中でも一番良い」と力を認めながらも、今後チームの信頼を勝ち取るエースになるためにどんな相手に対してもファイト出来る精神力を求めていました。

実業団といえど、このがんばらんばカップの結果にこだわり、チームの成長のきっかけにしようとしています。

高校生以下の選手たちだけでなく、大学生・社会人・実業団にとっても刺激のある大会であり続けるために今後も選手の立場にたった目線で発展させていければと思います。

今年は大会運営では各選手たちに大変ご迷惑をおかけしました。

前日まで雪が降る状況で、大会の開催自体をどうするかを前日ギリギリまで専門部で話し合っていました。

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当日、会場に着くとコート全面雪で覆われた状態でしたが、1時間繰り下げていた時間を使い、なんとか8面のコート復帰が出来、さらに1時間繰り下げたことで、16面が使用可能となり、2時間遅れでスタートしました。

高校生を中心に必死の作業でしたが、最後まで無事に大会が終了したことで、各選手の頑張りが報われたように感じました。

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また、前日の雪の影響もあり、気温も上がらない中でも、海星テニス部保護者の方々が笑顔で豚汁などを振る舞っていただき、選手だけでなく運営も順調に進めることが出来ました。

例年以上に、運営・スタッフ・選手が一体となった大会でした。

開催時期の検討も毎年行っていますが、小学生~社会人すべてのスケジュールを考慮しなければいけない状況のため、難しい部分もあります。

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しかし、今大会のように各世代が出揃い、各チームでの課題や反省を引き出せる大会、そして、県テニス協会として様々な世代が交流し、国民体育大会へとつなげていける大会は非常に少ないと思うので、今後も出来る限り続けていければと思います。

そして、海星高校としても、来年もう一度優勝を目指していきます。

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たくさんの応援ありがとうございました!!

明日も応援よろしくお願いします!!

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