作るのはだれの目線で


海星ホームページTopには、様々なカテゴリがあります。詳細な行事予定につきましては、Topページ『月間行事予定表』からお入り下さい。

■マリア会姉妹校HP紹介

1888年(明治21年) 暁星学園創立 東京

1892年(明治25年) 海星学園創立 長崎

1898年(明治31年) 明星学園創立 大阪

1946年(昭和21年) 光星学園創立 北海道

■第95回 全国高校サッカー選手権長崎県大会
10月22日(土曜) 12時00分~予定 大村市古賀スポーツ広場A
1回戦 海星-猶興館

 

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メールメイトにて配信・ホームページでも連絡しましたが、本日・10月5日(水曜)の授業開始時間は次のように変更します。生徒の皆さんは、安全に注意して登校してください。

◇SHR:13時30分

※授業の準備は6校時と7校時の教科の準備をお願いします。(高校3年生は課外授業、中学生は伸学講座もあります)
※生徒の皆さんは13時30分までに教室に入室してください。
※スクールバスは運行しませんのでご注意ください。
※公共交通機関が運休の場合は、公共交通機関が運行を開始次第登校してください。

 

希望郷いわて国体。

■硬式テニス・少年男子      3回戦 長崎県 1-2 大分県

■ラグビーフットボール・少年男子 2回戦 長崎県 3-5 大阪府

 

台風の朝、気温は26度。雲が風でどんどん流されています。

 

『神無月』。

すでに5日目となる10月の異名です。『全国の神が出雲大社に集まるため、いなくなってしまう月』という由来が有名ですが、これは中世以降の俗説であり、有力とされているのは『神の月』。『無』という字が『の』を表すという説です。日本国語大辞典の冒頭には「『な』は『の』の意で、『神の月』すなわち、神祭りの月の意か。」と記載されています。

『神祭り』。登下校の際に組み上がっていく湊公園の会場の様子を見るにつけても、いよいよ近づく『長崎くんち』が思い起こされます。

 

さて、話題は先週に戻ります。

高校生は定期考査最終日となった金曜日、中学生は各学年で総合学習に取り組みました。中学1年生は1学期から学習を続けている『防災』です。11月18日(金曜)に行う『文化発表会』に向けての準備が進んでいます。

 

地震、台風、火山など各班が調べた内容を模造紙にまとめる前の準備作業です。

 

目標は、「いかにたくさんの人に読んでもらえる展示物を作るか。」

 

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たくさんの資料から必要な情報をすくい取り、付箋に書き込んでいきます。本の情報そのままでは長すぎたり、表現が難しかったりします。そもそもそのまま使ったのでは本を読むのと変わりません。文章だけでは視覚的に分かりにくいのなら、図表も入れる必要があります。

 

書く内容が決まればレイアウト。付箋を紙に配置していきました。

 

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「これはどう順番で読ませたいのかな。」「この配置で最も目に入るのはここだけど考えて配置しているかな。」「ここは図しかなけど、何のためにこの図をいれたのかな。」

先生方にアドバイスをもらいながら、試行錯誤を繰り返します。

 

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展示物の前に張り付いて説明をするわけではありません。展示物だけで読み手に伝えたいことを示すために必要なことをどんどん盛り込んでは、読みにくい部分を削っていきます。

 

「図と文章はバランスよく配置したつもりだけど、固い印象があるよね。中学生『みんな』がこれを読みたいと思うかな。」「うーん、ここはあえて、この部分を四コマ漫画にしたらどうかな。」「なるほど! じゃあ、このへんにキャラクターを入れてふきだしにするのは…」

 

調べて、まとめて。努力は自信や満足感を生みますが、見てくれる誰かのことを考えて作らないと自己満足で終わってしまいます。

 

自分ではない誰かの目線に立って。

午前中を費やした熱い取り組みはあっという間に過ぎていきました。

 

※ 写真は中学1年生の総合学習の様子。