7月を前に


梅雨空の朝、気温は22℃。

この時期、曇る景色に咲くのは紫陽花(あじさい)。藍色が集まった『集真藍(あづさあい)』が語源となった説が有力ですが、本校に咲く紫陽花は薄紫や白色、薄紅色と様々です。淡い色合いながら、くっきりした鮮やかさで景色に映え、梅雨ならではの風情を感じさせてくれます。

さて、6月最終週も折り返しとなり、1学期を締めくくる月となる7月を迎えます。

第2回定期考査

7月第1週は、第2回定期考査です。県中総体や大会に臨む生徒を除いて、部活動も一旦お休みとなり、放課後は全学年自学会です。1学期を振り返る学習が始まっています。

総合学習

高校が定期考査最終日となる7月6日(木)は、各学年が1日総合学習を行います。

『防災学習』で『雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)』を訪れる1年生を始め、職業体験の準備を進める2年生、講師の方をお呼びして例年行っている3年生の『租税教室』を予定しています。

体験や、専門家の方のお話の中で、毎年、新しい学びを得ます。

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(昨年の総合学習の様子)

7月14日(金曜)には『校内大会』、体育委員会主体で運営する球技大会を行います。体育委員は、時間を見つけては、すでにこつこつと計画を立てているようです。

部活動

そして、終業式の次の日となる7月22日(土曜)からは長崎県中総体を迎えます。本校からはサッカー競技、剣道競技、体操競技での出場となります。また、弓道部は今週末となる7月1日(土曜)、『平成29年度 長崎県弓道大会』に臨みます。

 

 

もちろん、運動部だけではありません。

先日お伝えしましたが、将棋で『第38回 全国中学生選抜将棋選手権大会』に初出場を決めた宮田選手は、8月3日(木曜)から山形県にて行われる大会に臨みます。


学期を締めくくる月、『七変化』という別名もある紫陽花のように様々な輝きを放ちながら、ますます躍動していく生徒たちです。

中学校生徒総会

そして、中学生が高校生と同じ週に行ったのが『中学校生徒総会』です。

クラスから挙がった要望や意見を、各専門委員会で話し合い、具体的な案として練った議題を全校生徒でさらに考える場です。

 

 

各専門委員長、副委員長が、スライドを用いながら、わかりやすく、かつ時間を有効に使って効率的に進めていきました。

 

 

現在までの活動報告や、より明確になった今後の活動計画、クラスから挙がった要望の具体策、全校生徒に意見を求めつつ、意見を全体で共有しながら、会はスムーズに進行していきました。

 

司会進行は生徒会執行部です。

生徒会へ挙がった議題についても答えながら、会を運営していきました。

「これから、皆さんに意見を聞きながら、さらに活動を進めていきます。」

生徒総会で確認して終わりではありません。学校をよりよくしていこうという案は、全校生徒で共有されて、活動目標となり、これからの活動に繋がっていきます。

 

※ 写真は昨年度の様子と生徒総会の様子。