8年ぶりの


暑さをかき立てるように早朝から蝉が鳴いています。あぶら蝉、みんみん蝉、くま蝉などの大合唱。夏の終わりを告げるつくつくぼうしの声はまだ聞こえてきません。

朝は蝉声、夜は花火音。明日は『ながさきみなとまつり』です。メールメイトでお伝えした通り、節度を持って夏の情緒を大いに楽しみましょう。

今朝はとても湿度が高いです。明日から高校2年生は学習合宿が始まります。

長崎県中総体

夏休みが始まり、一週間が過ぎようとしています。

夏休み初日の7月24日(月)に中学サッカー部の県大会準決勝・決勝があり、中学は皆で応援に行きました。対戦いただいた各チームの皆様、大会運営に携わった皆様ありがとうございました。また保護者の皆様・OB・OGの皆様におかれましては、いつもあたたかいご声援ありがとうございます。

場所は小佐々中央運動広場。佐世保にある小佐々町は日本本土(離島部以外の地域では)最西端にあたる場所です。今回は、その小佐々中央運動広場へ全校生徒も応援に行きました。

「まずは準決勝を勝って、九州大会出場を決めてもらいたいです。」

早朝からバスで出発。バス中で応援への意気込みも高まります。

九州大会出場へ向けて

会場に到着。

全員が準備されているメガホンを次々に手に取り試合会場へ。

 

 

準決勝では強豪・有明中学校と対戦でした。準決勝に勝利すれば九州大会出場の切符を手にすることができます。

 

立っているだけで滝のような汗が流れる暑さの中、ボールを追いかける海星イレブンを応援します。

容赦なく降り注ぐ太陽の中で、全員で共有する目標。夢。

 

 

 

文字通り激しい熱戦が試合では繰り広げられ、一進一退の攻防の末、サッカー部は決勝へと駒を進めました。

■準決勝
海星中2-0有明中

決勝戦は、同日午後2時半より試合開始。

市中総体・決勝で対戦した、名門・長崎南山中学校と炎天下の中での試合です。

駆け抜ける選手たちが巻き上げるグラウンドの土も熱を持っています。応援しているだけでも熱い足の裏。

ストップ・アンド・ゴーを繰り返すサッカー競技。

彼らの気持ちを私たち応援する側も感じないはずがありません。皆で一生懸命応援しました。

前半終了。そして後半。

 

時間がどんどんなくなっていきます。それでも選手たちは、最後までボールを追い続ける。そのあきらめない姿にむけて、大きな声で応援を続けました。

■決勝
海星中0-2南山中

準優勝。

真夏の公式戦2連戦。決勝・準決勝。

私たちは学校から遙か離れた小佐々グラウンドで、学校全体がひとつになる機会をいただきました。選手たちと応援生徒の諦めない強い気持ちが実に爽やかでした。

選手たちは中総体の経験から、「学んだことは多かったです。」と、感想が聞かれた試合でした。そしてつかんだ九州大会出場です。

できること1つ1つを大切に

26日(水)、早速その九州大会に向けての練習が始まりました。

いつも通りグラウンドのゴミ拾いからの練習スタートです。

6月に人工芝になった上グラウンド。道具と同様に、大事に大切に扱えば、それはそのままプレーに返ってきます。元気のいい挨拶を互いに交わした後、彼らはグラウンド整備をして練習に臨みました。

 

8年ぶりの九州大会。悔いの残らぬようまた練習に励み、精一杯プレーして下さい。

熱戦だった準決勝と決勝。あの時の声援が、耳に残り練習風景を見ていても聞こえてくるようでした。

 

「いっけーいけいけいけいけ海星!おっせーおせおせおせおせ海星!」

九州大会は8月7日(月)から福岡県での開催です。サッカー部の健闘を心から祈ります。

※写真は、県中総体サッカー準決勝・決勝および28日海星グラウンドでのサッカー部練習の様子。