両立のとき


 

秋雨が地面を濡らす今朝の気温は20℃。

「下校中、湊公園で長崎くんちに向けて練習する声を聞くと、秋が来たんだなと感じます。」

生徒たちに「今年秋が来たなと感じた出来事は何ですか。」と問いかけて返ってきた答えの1つです。虫の声や風景、食事の変化に朝夕に感じる肌寒さ、そして店先に並ぶハロウィン関連の商品、中には「小大会に向けて練習する姿」といった答えもありました。過ごした思い出ごとに感じる秋があるようです。

 

定期考査前自学会

来週27日(水曜)からの定期考査を控え、中学生は昨日から定期考査前自学会を行っています。部活動も一旦お休みとなりますが、週末に大会を控えるサッカー部とバレー部の選手たちは、限られた時間での練習に取り組みつつ、学業との両立を図ります。

 

 

■ 高円宮杯Uー15サッカーリーグ

第17節 海星ー長崎レインボーSC
日時:9月23日(土曜)14時~ 会場:長崎県体育協会人工芝グラウンド

 

 

■ 長崎市中学校バレーボールプレ新人大会

日時:9月23日(土曜)24日(日曜)

バレー部 福島選手は、梅香崎中学校、橘中学校バレー部との合同チームで大会に臨みます。

朝の教室

昨日、早朝教室を覗いてみると、そのサッカー部の部員の一人がすでに登校し、机に向かっていました。

「小学生の時から朝練をしていたので、朝は強いんです。部活動の後は疲れもあって、長時間の勉強はできないので、朝早めに学校にきて勉強するようにしています。」

朝の習慣となっているという学習。部活動と学習、どちらも習慣化するような取り組み方ができてこそ両立ができます。

その時書いていたのは海星スケジュールの学習計画表でした。

 

 

「土曜日に大会があるので、じっくりと復習ができるのは日曜日からです。大会までにどれくらいのことができて、大会後にどれだけのことをしないといけないのかを考えて計画を立てようと思います。」

いつ、どの教科をどういう力をつけるために、どんな方法を使って何分程度学習するのか。

できなかった計画をどこで補うのか。逆に予想以上にはかどったら次に何をするか。

計画が立てば、無駄のない効率的な学習となり、メリハリが生まれます。目的を持った学習には一貫性があり、計画を立てて取り組むからこそ、具体的な反省から課題を見つけ、次に繫げることができます。

 

 

習慣として取り組んできた学習、計画を立て取り組む考査前の復習。

これまでの学習が試され、次の学習の指針となる区切りの時まであと少しです。

 

※ 写真は昨日の様子。