平成29年度 生徒会総選挙


北風が落ち葉を揺らす朝、気温は13℃。空には青空が広がっています。

文化発表会に向けて

朝に夕にと教室からはクラスそれぞれの歌声が聞こえてきます。1曲ごとに成長するかのように2度目に聞いた歌声はもう、前の歌声と違う歌声。クラスのまとまりが音楽に乗せて運ばれてきます。

いよいよ11月21日(火曜)に迫った『文化発表会』に向けて、生徒たちの準備も佳境に入っています。『合唱コンクール』『総合学習発表』『教科発表』『有志発表』『教科、総合掲示』と本年度も見所が満載です。

クラブ活動

週末、各クラブ活動は、公式戦・遠征・練習試合・練習に挑みました。対戦いただいた各競技・各チームの皆様、大会運営関係者の皆様ありがとうございました。また保護者の皆様、OB・OGの皆様におかれましては、いつもあたたかいご声援ありがとうございます。

『県新人大会 体操競技』女子個人総合において伊東選手が優勝という嬉しいニュースも飛び込んできましたが、今月、来月と新人大会は続いていきます。

■ 長崎県中総体新人大会
〈 柔道競技 〉
日時:11月26日(日曜)
会場:県立総合体育館 武道場
〈 空手道競技 〉
日時:11月26日(日曜)
会場:東部スポーツ広場体育館

12月には、前述しましたサッカー競技、そして、バレーボール競技、硬式テニス競技、卓球競技、女子バスケット競技と『長崎市中総体新人大会』が控えています。

平成29年度 生徒会総選挙

さて、今週13日(月曜)は『平成29年度 生徒会総選挙』を行いました。

まずは、旧生徒会執行部、生徒会専門委員長の3年生が1年間の振り返りを話しました。

「とても良い経験になりました。」と異口同音に話した生徒たち。原稿を見ることもなく、しっかりと前を向き、自分の気持ちを自分の言葉で語ってくれました。

この背中を見てきた後輩たち。

「小学生のオープンスクールの時に、受付や学校紹介をしてくれた中学生の先輩方を見ました。頼もしい姿に憧れました。」

中学1年生が演説した内容の一部です。

小学生のころに憧れた姿は、中学生の今、目の前にあり、学校生活の様々な場面で先頭に立って学校を牽引してくれる存在となりました。

「自分が中学生になって半年以上が経ちました。あの憧れていた存在に今、近づけているのだろうかと考える時があります。答えは分かりませんが、私は成長したいです。そして、せっかくなら学校の役に立ちたいです。」

選挙に向けて、書き留めてきた自分の気持ち。

校内放送、掲示物などで語りかけてきたことを、今度は生徒全員の目の前で、表情、立ち居振る舞いの全てで伝えます。

「とくかく緊張しました。原稿が手元にあっても、出来るだけ見ないようにしようと思ったのですが、頭が真っ白になって、用意してきた言葉が言えなくなりそうな時がありました。」

気後れする気持ちを押さえて、精一杯、前を見すえます。言葉が出てこないのは、原稿を読まずに前を向こうとした証拠です。

先輩たちが積み上げてくれたもの、そして、これから自分たちがやりたいこと。

1年間、生徒会執行部で活動し、今年度も立候補した2年生の生徒は、経験によって得た具体的なイメージを元に、これから実行していきたいことについて話をしました。

そして、いよいよ投票です。

旧生徒会執行部、専門委員長は選挙管理委員会として今回の運営に携わりました。

その活躍あって、進行は円滑に、そして厳粛な雰囲気で行われました。

この1票は、自分たちが過ごす学校生活をより良いものにしてくれるであろう生徒への期待の1票。

ぎりぎりまで悩み、机につくと黙々とペンを走らせました。

そして、投票。

開票が行われ、いよいよ新しい生徒会が動き出します。

※ 写真は生徒会総選挙の様子。