新プロジェクト・始動


今朝のお月様は、半月でした。

満月の時は女神大橋の向こうに見えていましたが、今日は真上、雲の向こうにうっすら姿が確認できました。星一つ、お月様一つをとっても季節の移り変わりを感じずにはいられません。これから約2週間、もっとも夜が深くなります。

日の出時刻が一番遅くなるのは、年明け新共通テストの頃。あと38日後。約一か月後です。

新プロジェクト・始動

中学校玄関の掲示板に、如己委員会の大きな掲示物が貼られました。「世界人権宣言」第1~30条を、詩人・谷川俊太郎氏が分かりやすく訳したものです。

みなさんは、「世界人権宣言」をご存じですか。「世界人権宣言」は、国連で1948年12月10日に定められました。

「あらゆる人が誰にも侵されることのない人間としての権利を生まれながらに持っている。」と表明し、その権利を、誰でも、どこでも、いつでも享受できるように、すべての国、すべての人が守らなければならない最低限の基準として各国が採択しました。そして2年後には、12月10日が『人権デー』と定められたのです。

日本では、12月10日を最終日とする12月4日~10日の一週間を『人権週間』と定めています。

 

本校では、楽しく、雰囲気のよい学校にするため、啓発ポスターだけでなく、如己委員会が中心となって新たなプロジェクトがスタートしました。プロジェクト名は、『みんな仲良しプロジェクト 手to手をつなごう!~全校生徒で1枚の絵を描こう~』です。

これは全員が人や動物、好きなキャラクターなどの絵を描いたものを如己委員が繋いで、最終的に1枚の絵に仕上げようというもので、現在、iPad内でそれぞれが制作中です。

また、この取り組みは2015年に国連で2030年までに目指すべきものとして定められたSDGs(エスディージーズ)「持続可能な開発目標」の17の目標のうち、9番目の目標を含んでいます。

学校から世界へと目を向ける生徒達の視野の広がりは、頼もしい限りです。

最終的にどのようなものが完成するか、本当に楽しみです。もちろん後日、ブログにてお知らせさせていただきます。

※写真は、世界人権宣言への取り組み。(中学担当)