理科離れとは言わせません vol.3


「タマネギが美味しいね。」と言うと、「そうよ、今が旬だからね。」昨夜の食卓。

古代エジプト時代までさかのぼるタマネギの歴史、日本の食卓に並ぶようになったのは明治時代からです。旬のタマネギは、甘くてみずみずしく本当に美味しいもの。その上歴史のルーツを知りスパイスにすると、美味しさも倍増。

今朝の気温は7℃。

タマネギをいただいて胃の働きを活発にして、血液をサラサラに。今夜のもう一品に是非旬のタマネギを。

理科離れとは言わせません vol.3

中学1年生・理科に「大地の変化」単元があります。

これはマグマが噴火したり、マグマの粘性で火山の形が変わったりすることで生じる鉱物や岩石をその特徴から区別する分野です。

学んだ内容についてiPadを用いて更に調べ、まとめ、発表する機会も多い本校の授業。今回の理科の単元では、それに加え、教科書にある内容のどこがポイントなのかをつかみ、グループ毎に小テストを作成し学びを深めました。

理科科・阿部先生は、「グループ内で検討し、討論しながら発表資料や小テストを作成することで、普段以上にアウトプットの機会を増やすことができました。発表時の質疑応答も活発で、質問されたことを必死に調べ、説明する姿は頼もしい限りです。」

そして「私が補足説明を行う時、真剣な目つきで頷きながら聞く姿がいつも以上に見られました。」と、かなりの生徒の皆さんの取り組みに目を細めます。

この授業そのものは実は2ヶ月前の取り組みです。今週の授業で彼らが作った小テストを抜き打ちでもう一度解く機会を設けました。

すると、忘れてしまいがちなこの暗記分野であるにもかかわらず、ほとんどの生徒の皆さんは7割以上正答しました。

「インプット」された知識を「アウトプット」することで定着率が上がるということを、実際に体感した1年生の皆さん。

理科離れとは言わせません。

 

※写真は理科授業の様子(中学担当)