始まりこそ美しく


海星中学校入学試験

始まりこそ美しく

新しい年が始まりました。

今年の初日の出の美しさは格別でした。

この美しい年の始まりにふさわしい、明るく、実り多き一年になるよう願うばかりです。

 

さて、1月7日(金)、海星中学校の新学期がスタートしました。

教室の場所替えも行われ、新鮮な気持ちでの始業式です。

残念ながら今回も、各教室で放送を用いての始業式となりました。

それでも、それぞれの抱負を胸に放送に耳を傾けていました。

 

中学校では始業式後、今年最初の腕試しである「SSKコンテスト」が行われました。

SSKとはスペリングのS、数学のS、漢字のKをまとめたものです。

前回は夏休み明けに、英・数・国・理・社の5教科で実施しました。

しかし、夏休みよりも期間が短いこともあり、英・数・国の3教科で冬休みの学習成果を確認しました。

国語は漢字検定、英語は英語検定の級別での受験です。

受験級の選択は個人の希望により決定しています。

各自が自分の意志で選択したそれぞれの級で、満点を目指して取り組みました。

数学は全校生徒が同一問題に取り組みます。

3年生は最高学年のプライドにかけて下級生には負けられない戦いです。

 

SSKコンテストが終わると、全校一斉の校外清掃へ出ました。

各クラス毎に学校周辺の大浦海岸通り・大浦石橋通りなどの持ち場に別れ、清掃活動に取り組みました。

行ってみて、生徒の皆さんには一つの驚きと共に大きな気づきがありました。

「拾うゴミがない!」「本当にきれい!」

近隣住民の方々が日頃から地域の美化に努められていることへ、感謝の心が芽生えたようでした。

それでも「日頃お世話になっている近隣の地域をきれいにするお手伝いができれば」という思いで、さまざまな場所からゴミを見つけては声を掛け合い、真剣に取り組んでいました。

中には、側溝の金網まで外して中のゴミを自主的に取るグループもありました。

 

通りがかりの住民の方に「お疲れ様!ありがとう!」と声をかけていただくと、「ありがとうございます」とはにかむ様子は微笑ましいばかりです。

活動を終えた生徒の皆さんからは、

「街がきれいになることがとても嬉しかったです。」

「これからはゴミを見つけたら拾いたいと思います。」などの声が上がりました。

長崎の街の素晴らしさと人の温かさを再認識し、郷土愛がより深まる貴重な体験になりました。

SSKコンテストの結果につきましては、明後日のブログでお伝えする予定ですので、どうぞお楽しみに!