芸術の秋、学びの秋


爽やかな秋晴れが続く一方で、今週は夏の暑さが戻ってきたように感じます。

さて、連日のブログやSNS等でも紹介してきましたが、10月12~14日は中学校の行事WEEKでした。

今日のブログは、1年生の行事のまとめです。

10月13日(木)はスケッチ大会、10月14日(金)に和蝋燭の絵付け体験を行いました。

13日のスケッチ大会は雲ひとつない青空の下、水辺の森公園にて実施されました。

 

「ここは色鉛筆をぼかして海を表現してみよう」

「先生、山より女神大橋を大きく描いてしまいました…」「大丈夫、大丈夫」

悩みながらも工夫を凝らしながら筆を走らせ、個性豊かな作品を完成させていきました。

 

スケッチ大会後は長崎県立美術館を訪問し、作品の背景や展示する際の工夫、普段は入れない美術館の裏側について知ることができました。

 

10月14日(金)は、「長崎学」の一環として、島原市「本多木蝋工業所」様から講師の先生をお招きし、和蝋燭についての講義と和蝋燭への絵付け体験を行いました。

日本で唯一、ハゼの実から作られる「木蝋」の製蝋所である「本多木蝋工業所」は、実は本校在職の本多孝成先生(理科科)のご実家になります。

 

「木の実からできているろうそくがあるなんて知りませんでした」

「和蝋燭の芯、こんなに柔らかいんだ!」

「自分の誕生日花を蝋燭に描いてみようと思います」

「紙に描くより難しいけど、なかなかできない経験ができてとても楽しいです!」

 

「初めて」の体験とは、知らなかったことを「知る」体験です。

同じ学年の仲間と一緒なら、「初めて」を「知る」ことは、一層特別な体験になります。

1年生はこれからも「知る」を大切に活動していきます!!