中学生徒会選挙


空が澄み、清々しい秋を感じるころとなりました。

秋と言えば『食欲の秋』『スポーツの秋』『芸術の秋』…と多々ありますが、今、海星中学校では『選挙の秋』を迎えています。

 

 

3年生を含む現生徒会執行部役員の任期終了にあたり、海星中学校をもっと良い学校にしようという熱い想いを持った5名が新生徒会に立候補しました。

 

 

11月7日の投票日に向け、挨拶運動や選挙ポスターの掲示など選挙活動期間の真っただ中です。

生徒会役員選挙には二つの大きな目的があります。

一つは、海星中学校の代表を誰にするのかということです。

生徒の自治活動である生徒会活動は、生徒会規約に則って運営されます。

特に、ほとんどの学校行事は生徒会執行部が中心となって企画運営しています。

有意義で活力を生む学校生活のためには、生徒会選挙で誰に投票するのかがとても大切です。

そこで、二つ目に、有権者(選挙権を持ち政治に参加する)の意識を持つという目的があります。

有権者となる年齢は2016年に20歳から18歳になりました。

自らの意思を政治に反映させる日は、そう先の話ではないため、政治に参加する意識を育てることも必要です。

民主主義の基本である選挙を正しく理解できるよう、本校の生徒会役員選挙は実際の選挙に近い形で行います。

選挙の告示をはじめ、公正、円滑に選挙を進めるための活動や、立候補者や応援者の選挙運動、立候補者演説や応援演説なども行います。

これから迎える世の中は、技術の進歩やグローバル化がますます進む社会となります。

新聞やニュース、ネット等のさまざまな情報の中から必要なものを選び、しっかりとした自分の意見を持つことは、これからの社会では必要不可欠です。

生徒会役員選挙を通して、有権者としての心構えや未来を切り開く力を育ててくれることを願っています。