11月1日慰霊ミサ


今朝日本列島は一番の冷え込み。長野県では氷点下を記録した地点もありました。今朝の気温は12℃です。

中国・北宋王朝、神宗皇帝時代(11世紀)に活躍した山水画家に『郭煕(かくき)』がいます。画風の見事さもさることながら、季節の山々の表情を捉えるのに秀でていました。

春夏秋冬の山の表情。紅葉に賑わう今季節は『山粧う(やまよそおう)』と表現されました。春は『山笑う』、夏は『山滴る(やましたたる)』。

11月初めの今日は、立冬への準備。冬の山は『山眠る』

聖歌練習

本日本校は慰霊ミサ。明日は振替休日です。

先週今週と、本日の慰霊ミサに向けての予行練習を実施しました。聖歌や主への祈り。

キリスト教ではユダヤ教から受け継いだ伝統として、初期から死者のために祈りを捧げてきました。

そのため、現在でもカトリック教会は、毎日のミサで信者であるかどうかを問わず、すべての死者のために祈っています。また毎晩の「教会の祈り」の中で行われる共同祈願の最後の意向は、いつも死者のためにあてられています。

ちなみに学園は毎朝6時に明かりが灯りますが毎朝その時間よりはるかに早く、海星修道院には明かりが灯り祈りが捧げられています。

毎年11月1日は「諸聖人の祭日」と呼ばれ、点の栄光のうちにある諸聖人達を思い起こさせ、その取り次ぎを願うことによって、永遠の命への希望のうちに生きるよう、地上で旅を続けている信者たちを励まします。

教会の暦で最後の月に当たる11月は、伝統的に死者のために祈る月「死者の月」

本校では創立記念日である11月1日に「慰霊ミサ」を行っています。

来月22日からは冬至。

世界各地ではこの冬至の頃になると、新年祭・冬至節・太陽祭、そしてキリストの誕生祭などが行われ『復活』を祝います。

 

※写真は慰霊ミサ予行の様子。