とても大切な違和感


■弓道部
平成27年度 長崎市長・市議長楯弓道大会
4月29日(水・祝) 会場:長崎市営弓道場

■男子サッカー部
平成27年 県リーグ
4月29日(水・祝) 会場:平成人工芝B)

■吹奏楽部
平成27年度 連合音楽会吹奏楽部門 会場:アルカス佐世保
5月30日(土曜) 午前10時26分~予定

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暖かな陽気が続きますが、今日の空には少し雲がかかっています。

 

体育祭の熱気さめやらぬグラウンドでは、部活動生の朝練の声が聞こえてきます。少し視線を伸ばせば、長崎港に並ぶ美しい帆船の数々が目を楽しませてくれます。

 

2000年の日蘭交流400周年を記念してはじまった『長崎帆船まつり』は、今年で15回目。25日(土曜)から29日(水曜)まで続く本祭りですが、その始まりの日である土曜日、高校3年生は海星高校の隣に位置する活水大学をお借りして校外模試を行いました。

 

センター試験の会場ともなっている活水大学です。関係者の皆様、貴重な機会をありがとうございました。

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「オープンキャンパスみたいだね。」

いつもの模試とは違う環境。正門から会場へ、わくわくに少しの緊張が混じっていきます。

 

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定期テスト、検定試験、模試。高校1年生の時から、あたりまえのように母校で受けていた試験。

 

ただ、入試本番は違います。

 

会場までの道のりや、会場での過ごし方。『あたりまえ』がそこにないかもしれないという意識。

 

人はそんな時、『孤独』を感じます。

 

「トイレどこにあるんだっけ?」「あっちにあったよ。」

でも、今回の模試で『孤独』なんていうおおげさなものを感じた生徒はいなかったでしょう。それは、クラスメイトという『あたりまえ』がそこにいたからです。

 

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いつも『あたりまえ』に説明をしてくれる担任の先生方がいたからです。

 

長崎港に浮かぶ帆船。

古来、海を渡り、異国を訪れた旅人たちは、当然ながら『孤独』に陥りがちでした。ただ、その『孤独』の中で、異文明を知り、望郷の念の中、より強く思い返す自国の姿と比べ、交流の難しさや、それにどんな覚悟が必要なのかを学んでいきました。

 

感じたのはわずかな緊張、違和感だけだったかもしれません。

ただ、この場にもし、クラスメイトがいなくて他の受験生だけだったらどうでしょう。

いままでより、よりイメージは容易になるはずです。

 

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そのイメージを、次の模試でも持つことが生まれるのは本番の意識。それは『緊張感をもって取り組む』ことへの一つの助けとなります。

 

積み重ねた学習を十二分に発揮するために必要なのは、どんな環境でも動じない精神力。それを生むのは日々の意識。

 

センター試験まで263日。

貴重な経験を得て、次の目標へ進みます。

担当 松尾勇

※写真は活水大学での模試の様子。

 

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□男子・女子硬式テニス競技  H26 高総体 男子団体 優勝(16連覇)全国選抜大会出場・女子団体・準優勝 海星テニス部 HP
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