全国選抜大会への出場決定


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■マリア会姉妹校HP紹介

1888年(明治21年) 暁星学園創立 東京

1892年(明治25年) 海星学園創立 長崎

1898年(明治31年) 明星学園創立 大阪

1946年(昭和21年) 光星学園創立 北海道

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ポケットから手を出すのを躊躇うほど、今朝はぐっと冷え込んでいます。気温は、1℃。

グラウンドではサッカー部が、ドリブルをしている音が聞こえています。

今朝も暗く朝早くから…、と急に辺り一面が明るくなりました。長崎港を照らしながらゆっくりと入ってくる豪華客船。クアンタム・オブ・ザ・シーズ号(バハマ船籍)が入港してきています。

 

朝闇の中、海面を照らしながら動く光。まさに今行われている『長崎ランタンフェスティバル』を連想させる景色です。

早起きは三文の得。この美しい景観を何気なく始まる一日に見られるのも、東山手に位置する海星ならではです。

 

 

『6年連続23回目の出場』

 

すでに新聞発表や海星男子硬式テニス部HPでご存じの方もいらっしゃると思いますが、県内屈指の強豪校・海星高校男子硬式テニス部が全国選抜大会への出場を今年も決めました。全国大会への出場。これは決して当たり前のことではありません。

 

23回目の全国大会。

新キャプテン藤永主将に話を聞きました。

 

「一言に6年連続、また23回目の出場と表現されますが、歴代の先輩方が1つ1つ積み上げてきた、海星テニス部の大きな歴史だと思います。長崎県の代表として、僕たちも全国を舞台にプレーできることに感謝しています。ありがとうございます。」

 

写真を撮るため東口嵩監督にお願いし、キャプテンには昼休み仮校舎前・上グラウンドへ来てもらいました。

 

その新キャプテンが最初に口にしたのは前述の通り、歴代の先輩方。歴代のキャプテンについての話でした。

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昨年・全国選抜大会壮行式

 

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現・高校3年生 坂上前キャプテン(明治大学へ進学)

昨年全国選抜大会出場を受けての取材時写真・当時

 

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一昨年・全国選抜大会出場決定(旧中央館前)

 

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メディア取材をいただきました。

 

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1つ1つの積み重ね。

 

大きな数字は、小さな数字の積み重ねです。18連覇を成し遂げている長崎県高校総体大会。

今の高校3年生がちょうど生まれた年から、海星硬式テニス部は優勝し続けています。これは並大抵のことではありません。18連覇の先駆けとなった世代は、36才。

 

海星100周年記念誌に、テニス部は『戦前戦後を通じて活躍してきたクラブ』と紹介されていることからも、その歴史と積み重ねを感じずにはいられません。

ちなみに男子硬式テニス部が長崎県高校総体大会で初優勝したのは昭和41(1966)年です。

「東口亨監督のもと、校内屋上に一面しかないコートにひしめき合って猛練習している。」と、続いて書かれています。

 

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3年前・全国選抜大会壮行会

藤永キャプテンは、続けてこう教えてくれました。

 

「私たち新3年生にとって、この春の全国選抜大会への出場は最後になります。今までの経験を春から存分に発揮する大会になると思いますが、丁寧に確実に、そして思い切りプレーしたいと思っています。」

「春最初からの全国大会で、しかも最後の全国選抜大会となれば、思いも馳せるでしょう。」

 

そう聞くと、彼はこうこう答えてくれました。

「そうですね…」

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「1年生(新2年生)には、特に結果を恐れず思い切り、そう思い切りプレーして欲しいです。彼らには来年もあります。とにかく気持ちをしっかり前に出して、東口監督から普段受けているコーチングを思い切りコートで出してほしいです。僕たちが彼らを、そう導きます!」

 

連続出場の重圧も勿論あると感じましたが、まずはテニスを楽しみたい、後輩に思い切り全国に挑んでもらいたい、自分たちがチームを牽引するという気持ちを終始感じました。

 

目標は全国ベスト8以上という藤永キャプテン。

組み合わせで運・不運もあるのでは?と言うと、「それは出場する全チーム条件は同じですから。」と、笑顔で返答。

 

6年連続の全国・春。

23回目の全国・春。

 

海星高校男子硬式テニス部の活躍に、どうぞご期待下さい!

 

※写真は、藤永キャプテンと、歴代テニス部の皆さん。

■2月1日

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