春の花火


今日は7月最後の日。明日から8月です。来週月曜日からは立秋ですが、まだまだ暑い日は続きます。

今朝の気温は28℃。夜、星がよく見える日が続いているので朝から湿気を以前ほど感じなくなりました。

週末各クラブ活動は、公式戦・遠征・練習試合・練習に臨みました。対戦いただいた各競技・各チームの皆様ありがとうございました。また保護者の皆様、OB・OGの皆様におかれましては、いつもあたたかいご声援ありがとうございます。

今週で前期課外授業は終わります。高校3年生は、8月2日から学習合宿。男子硬式テニス部はインターハイ出場のため昨日から会場(福島県・会津若松市)に移動しました。今日は公式練習日です。

チャレンジする夏本番。前期課外授業が終わると、各クラブ活動は公式戦・遠征・合宿に本格的に始動開始です。

学習合宿

夏の定番と言えば、花火。

土曜・日曜は『ながさきみなとまつり』が開催され、2日間で合計1万発の花火が今年も長崎港を彩りました。

お天気に恵まれた週末。ゆっくりと日が暮れていきます。

そして始まった花火大会。

東山手にある本校。教室の窓から、こうも美しく花火が見られる学校は、そうそうないと思います。(北館より撮影)

 

そしてもう一つ。

学園・夏の定番といえば学習合宿。

前述通り今週は高校3年生・学習合宿も始まりますが、29日(土曜)から高校2年生『ハイレベル学習合宿』が始まりました。

多くの人を楽しませてくれた花火。

その花火が私たちに喜びを与えてくれるまで、どのような過程を踏んでいるのかはあまり知られているところではありません。打ち上げ時間は5-7秒のために作られる尺玉作成期間は、約2ヶ月。乾燥室での作業は40℃を超えるそうです。

また打ち上げたときに綺麗に等間隔に咲く彩り豊かな花火模様は、『玉込め』作業と言い非常に神経を使う細かな作業の賜物です。

尺玉つくり作業、最後に行う『玉貼り』では、球の大きさによって異なりますが50枚ー70枚ほど玉に紙を貼る作業を行います。

この作業をすることによって、玉に強度が出て、上空で破裂した際に圧力がかかり模様がより美しくなるそうです。

美しさや目前の1つの勝利を目指すスポーツと同じように、スポットライトを浴び、注目される勝敗前の過程にどれほどの努力が隠されているかは想像できることとで、どうらや夏夜を彩る花火もそれは一緒のようです。

無意識に目前の美しさだけではなくその過程にも魅せられて喝采しているのかもしれません。週末の花火大会でも一発毎に、そして花火大会が終わった後も、大きな歓声や拍手がわき起こっていました。

 

私たちが歓喜する季節は夏ではなく、春。

大きな大輪の花火が、仲間を、そして自分自身を魅了し歓喜する『春』の季節に向けて、今夏も過ごしていきます。

※写真は、高2学習合宿の様子。