愛の深さ


朝からテレビやラジオから聞こえてくる関東地方の大雪には息をのむばかりです。「よし!」と気合いを入れ学校を目指し外に出ると、星空も見える長崎市内。日本は広い。今朝の気温は9℃。すこし暖かさすら感じられる朝です。

大寒。昨日記した『三寒四温』をお天道様が読まれたわけではないでしょうが、天気予報によると、今週は週末に掛けて長崎市も不安定な天気予報が出ている現在。しっかり備えておきましょう。

宗教講話

本日高校3年生は登校日です。特別編成授業で登校している高校3年生もいますが、昨日は高校3年生が居ない体育館で宗教講話が実施されました。

福田宗教部長から、『親の愛情の深さ』『保護者の皆様の愛情の深さ』について、あるスポーツ選手の実体験などを例に挙げた講話がありました。

私の体験で言うならば、冬の寒い日も、夏の暑い日も、例えばカメラを持参し取材に行くと多くの保護者の皆様が数多く応援にいらっしゃっています。かじかむ手をこすりながら。大粒の汗を拭きながら。

クラスの皆に「普段は直接言うと恥ずかしさもあるだろうから」と、保護者の皆様宛に手紙を書いてもらう事があります。すると、

『休みに日にもお弁当を作ってくれてありがとう』

『遠征の時、車で応援に駆けつけてくれてありがとう』と、立て続けに記される飾りのない真心こもった感謝の言葉。日常では、煩雑さも加わり、ゆっくり伝えられないものです。

また、卒業生に聞くと『帰省した時父親に初めて聞いたのですが、私が夜遅くまで勉強しているとき母はリビングでずっと起きて私が寝てから寝ていたと知り、私は家族に守られていると実感し涙が出ました。(66回生)』

 

近くにある「尊い幸せ」や「大きな愛情」に、私たちはあまり気がつかずに日々を送っているのかも知れません。

昨日の宗教講話は、私たちに立ち止まり、尊い幸せや無償の愛情を、そっと気づかせてくれるものでした。

委員任命

今週金曜日は、高校一次入試を実施します。まもなく入学してくる新1年生。新たな海星ファミリー。

同時に各学年今学期は最終学期、総括の学期でもあります。年度をまとめる各HR委員が清水校長より全校生徒前で中高任命されました。

高校3年生は、昨日22日から1月31日までが国公立大学出願期間です。

学期末、各学年動向は同じではない場合もありますが、海星ファミリー一員として足並みをそろえ、今学期もしっかり過ごしていきましょうと、清水校長は最後に全校生徒を激励し、任命式を終えました。

※写真は昨日の様子。