部員数は33名


今日2月19日(月曜)からは、二十四節気まさしく『雨水』時分。

雪が雨へとかわる境目が始まる頃で、農耕の準備をする目安とされています。『雪消(ゆきげ)』『雪汁』『雪代』。春へと向けた大きな転換期です。

今朝はその雨の朝。気温は7℃ありますが少し冷たく感じる雨は、雪の名残か。

今週の海星

先週から始まっている各中学校を訪問しての説明会。今週も続きます。こちらも来春の準備。

そして高校3年生。25日(日曜)・26日(月曜)と、いよいよ国公立大学前期試験が始まります。

今週金曜日には、3年学年会・進路指導部共同主催での前期決起集会を予定しています。決意と覚悟をともにし、来春場所の獲得を目指します。

JRC部

「Junior」「Red」「Cross」

長崎ランタンフェスティバル(2月16日-3月2日迄)が始まった先週末。長崎浜町アーケード歩くJRC部の皆さんの姿がありました。

青年赤十字活動をする通称JRC部。

現在部員33名。毎月4、5回の浜の町アーケードでの献血の呼びかけが活動を実施しています。

「献血について、多くのことを学んでいます。その血液の確保が厳しくなってきています。現状を打開するためには献血に目を向けてもらう必要があるので、着ぐるみを着たり、風船を渡したりしています。」

「活動を通じて色んな方々にお声かけを頂いています。誰かの役に立ちたいと思い活動している私たちですが、頂く言葉1つ1つが大きな励みです。そう思うと、人はお互い支え合いながら過ごしているんだということを実感せずにはいられません。」


毎年8月に行われるリーダーシップトレーニングセンター(諫早青少年自然の家)で、集団生活をするうえで大切なことや災害が起きた時の対処法などを学びました。学びを通じて得たことを、彼らはルーティンとした活動で実践しています。

顧問の一人 丸野先生(地歴公民科)に話を聞きました。

「今年度は、8月に久留米九州本部献血センターで白血球や赤血球の保存期間や血液がどのようにして患者の元まで届くのかを学びました。あしなが募金(10月)、NHK海外たすけあい募金(12月)でも活動しています。また文化祭では、施設の方が作られたお菓子を販売購入し、利益を赤十字へ寄付しました。長崎市主催まちあるき双六大会でのボランティア活動も行っています。」

部員の皆さん同様、額の汗をぬぐいながら充実した一年間を紹介してくれました。

 

「私たちは、JRCに入ったことで物事の物の見方が変わりました。『神愛 人間愛』を活動で実践し、人のために行動したいと思うようになりました。」

「県JRC役員を部員の6名が担当し、うち2名は副会長。自覚も大いに芽生えてきました。」と、丸野先生は目を細めます。今年度から高文連に加盟し、しおかぜ祭(総文祭)にて活動内容を展示することもできました。

ランタンに彩られた街中で、活動した先週末。

入学し出会った活動は、社会に雨水を運び浸透させる仕事。潤った大地に今年も大きな緑が繁ることを願い彼らの活動は続きます。

※写真は、先週末JRC部の活動。