生物部 マリンチャレンジプログラム2018(九州・沖縄大会)


朝の気温が4-5℃下がり、今朝の気温は24℃。過ごしやすくなってきました。

朝夕耳を澄ませば涼を感じさせるヒグラシの声。気持ちよく感じていた川の水も少しずつ冷たく、寒く感じるようになっていきます。夕暮れ時間も早くなり、その薄闇に林から消え入るように聞こえてくるヒグラシは、夏の終わりと秋の訪れを伝え知らせてくれます。

後期課外授業開始

夏休みも終盤。前期課外授業終わった後も、高校3年生学習合宿をはじめ、各クラブ活動は精力的に活動しました。対戦いただいた各競技・各チームの皆様ありがとうございました。また保護者の皆様・OB・OGの皆様におかれましては、いつもあたたかいご声援ありがとうございます。

東海総体・信州総文祭に躍動し、またそれ以外でも校外で精力的に活動。また海星サッカー部創部100周年を祝う記念大会が14日に開催され、OB・OG約250名が集うなど海星パワーは満ちあふれていました。第2学期は来週から始まります。準備は整いました。

■後期課外授業  本日ー24日(金曜)
■第2学期始業式 8月29日(水曜)

 マリン・チャレンジ

多くの部活動が活発に動いたこの夏休み。生物部は、7月25日(水) マリンチャレンジプログラム2018(九州・沖縄大会)出場しました。(会場:マリンワールド海の中道マリンホール)

全国5ブロックに分かれて地区大会が実施され、北海道・東北ブロック、関東ブロック、関西ブロック、中国・四国ブロック、九州・沖縄ブロック九州・沖縄ブロックでは、8校が選出されました。

長崎県からは、海星高校と鶴洋高校が選出され出場。

日本財団と株式会社リバネスが、海洋分野での課題を見つけ、人と海との未来を創り出す仲間づくりのため、マリンチャレンジプログラムを実施しています。

2017年度より、海・水産分野・水環境にかかわるあらゆる研究に挑戦する中高生研究者を対象に行われている研究資金助成研究アドバイザーによるサポート。今大会で実施2回目です。

午前・午後の口頭発表のあと、基調講演会、ポスター交流会、表彰式・閉会式が行われました。

ポスター交流会時、基調講演をして下さった合同会社 FUバイオカルチャー 代表 藤芳 義裕 氏に質問する機会がありました。鑑賞していたポスターの研究分野は『アサリの完全養殖』についてです。

「皆さんが普段から”本当”や”当たり前”と考えていることは、本当に真実ですか?」

最初の言葉から知的好奇心をグイッと引っ張られました。

「人から聞いた知識でだったり、本を読んで得た知識であった場合、それを疑ってかかることが重要です。アサリを養殖するときに砂が必要なのは当たり前か?疑問に思ったら調べる前に自分でやってみれば良いんです。私は誰かから尋ねられた時には、自分でやってみたの?と聞くことにしているんですよ。」

第一線で活躍される研究者皆様と高校生は、直接話す機会がなかなかありません。

話を伺えば伺うほど、この場にいたい気持ちと、一国でも早く学校の生物部室に戻って研究を始めたいという気持ちが相反しながら交錯しました。

質問時間が終わった後は、とりあげず館内を鑑賞し研究テーマを皆で探しました。

今回のマリンチャレンジプログラム研究発表者は、生物部2年生高濱君でした。

大会後高瀬君は、「惜しくも賞は逃してしまいましたが、現在行っている研究をさらに発展させて、今度こそ良い結果を報告できるように頑張りたいです。早く部室に帰りたい。」と、笑顔で満足げな表情で顧問 美明先生(理科)に感想を述べました。

最後は全部員で写真撮っていただきました。

※写真は生物部。