未来への情熱


北海道、カーリングで一躍有名になった北見市は昨日早くも積雪。真っ白い雪化粧の町並みが冬到来を現実的に告げていました。暖冬予報の今年ですが季節の寒さは変わらず、今日から節気は『小雪』です。

長崎は昨夜から雨。今朝は雨も上がっています。気温は10℃。明日は勤労感謝の日で祝日です。

来週火曜からの定期考査、3連休は絶好の準備期間。

大学説明会

第4回定期考査期間中は、恒例・進路指導部主催『大学説明会』を校内で実施しています。ご協力いただいている大学関係者の皆様、毎年ありがとうございます。初日水曜日は西南学院大学、昨日は福岡大学入試説明会を実施しました。

浦濱進路指導部長、挨拶後に始まった福岡大学入試説明会。会場には高校3年生ばかりでなく、2年生の姿もありました。

未来予想図。

ゴールを設定できると、日々の目的意識が格段に磨かれます。

まずは目前の定期考査への意欲を一緒に一層あげていきましょう。

最後まで現役

11月12月は、新人戦が数多く開催されます。新チームを牽引するのは高校2年生。そんな11月ですが今月最後まで現役で選手権大会に励んだ高校3年生・第71回生がいます。

バレーボール部3年生です。

昨年末より・新ユニフォーム(2017年11月海星ブログ掲載)

「春高バレー」の通称でお馴染みの選手権大会は1月に開催。その県大会予選を、男子バレーボール部が終えました。

県大会・準決勝・決勝は24日(土曜)。ベスト4には、大村工業高校・佐世保南高校・鎮西学院・長崎南山。長崎県代表の座をかけて開催されます。

初戦は長崎西高校に勝利、ベスト16をかけた試合で対戦したのは長崎南山高校。本校バレーボール部は第1セットを先取したもののフルセットの末、涙を飲みました。

昼休み、バレーボール部3年生が報告をしに足を運んでくれました。

「この3年間で学んだことは、団結です。最後の最後まで諦めなかった長崎南山との試合。自分の気持ちだけではなく、チームメイトの姿勢に奮い立ちながら試合をしました。」

「僕が高校3年間でわかった事は、楽しんだら上手になるということです。自分で言うのもおかしいですが、あんなアタックが自分が打てるようになるとは1年生時は想像できませんでした。最後まで仲間が上げてくれたトスを、気持ちを込めて打ちました。」

「僕はこの3年間で、勝ちきることの難しさを学びました。しっかり練習すれば勝てるわけではありませんが、勝ちきるチームは練習をしっかりしています。この経験を受験にも生かしたいです。」

すべての高校3年生・71回生が、今年は11月に高校現役を終えました。

大学に進学し続ける人、また新しいスポーツ、新しいことにチャレンジする人、その未来は様々です。しかし、高校3年間大好きなクラブ活動で学んだことは、新しくチャレンジするステージでも活きる経験値。

「僕は三菱電機に就職します。普通科なので工業科の皆さんには最初後れを取ることもあるかもしれませんが、情熱は新入社員の中で一番持っていると自負して来春から挑みます。」

情熱をこめて願うことによって、自分の内にある力を引き出すことに挑戦し続けた3年間。

自分を奮い立たせる。

順境にあっては一直線の道を進み、逆境にあっては紆余曲折もあろうが、やがて本道にたどり着く。未来はすでに現在の中に秘められています。

 

※写真は大学説明会とバレーボール部。