未来のわたしへ会いに行く


日中は暖かくなるこの季節も、朝夕の寒さはまだ残り気味。

「薄氷(うすらい)」とは、春先の薄く張った氷のことですが、湖面の氷が暖かくなって割れ、春を感じた魚が飛び上がる立春末候。

今朝の気温は2℃。

肩を上げながら歩けねばならない通学路は冬の寒さをまだ忘れさてくれませんが、今日の日の出時刻はいよいよ午前7時。まもなく午前6時台に突入します。うっすら明るくなってきた朝空は、割れる寸前の薄氷。

職業講話

明日から、年度末・第5回定期考査が始まります。今週金曜日は、第71回生こと高校3年生『前期集会』。目標を形にしていく日が目前です。

本日トップの写真は昨年度卒業生。担任だった吉永先生に、「公務員試験に合格しました。春から長崎のために働きます。」と、報告に足を運んでくれた様子です。このまま行くと昨年度吉永先生HR(フロンティアコース)は、現役合格と合わせて4名もの公務員が誕生する様子です。

時は変わって、金曜日総合学習。

高校1年生(73回生)学年主任・白石先生(地歴公民科)は「大卒、高卒後の自分を様々な形で想像してみよう。選択肢をたくさん知ることは、可能性が広がると言うことです。」と、高校1年生に声をかけ職業講話が始まりました。

この日講師を務めていただいたのは神奈川県警。

進路指導部主催で各大学講話を校内開催していることはご存じかとは思いますが、職業講話など「公務員講話」も精力的に実施させていただいています。

実績をあげると長崎県警を筆頭に、警視庁、大阪府警、福岡県警などです。近年の公務員実績でも、長崎県警、福岡県警、兵庫県警、京都府警、大阪府警、北海道庁など、現役で最終合格を果たしている生徒皆さんの頑張りは特筆です。■進路実績

大変熱のこもったお話を頂きました。

この日講話を聞いた1年生。

「警察と聞けば、治安維持のための活動だけと思っていました。」

「体育系の仕事だとの印象が覆りました。」

治安維持、犯罪捜査も勿論ですが、鑑識や吹奏楽、広報発動や地域奉仕、整備やITを活用した多くの取り組みに「文系・理系という括りはなくて、やり甲斐のある仕事にあふれていますね。」と、白石学年主任も、今回講話に大変感謝、満足していました。

ユーモアも交えてのお話に、1年生は自分の未来を垣間見た時間でした。

大学進学、民間企業就職、そして公務員として全体の奉仕者として活動。

県内、県外で自分の目標をもった取り組みに、また卒業生皆さんが近況報告のため母校に足を運んでくださることに、私達は大きな喜びをいただいています。

今年も現役で合格した皆さんを輩出できたことは、大きな喜びです。

私達が何かを選ぶ時は、知っているものの中からしか選ぶことが出来ません。

進路活動を通じて、一緒に自らの選択肢をこれからも増やしていきましょう。

 

※写真は、職業講話の様子と卒業生・在校生の皆さん。

第6回定期演奏会

◇場所 長崎市民会館 文化ホール
◇時間 3月21日(木曜・祝)13時00分開場:13時30分開演