テストマッチ


明後日、水曜からは七月。

例年だと1ヶ月もの長期間行われる夏の風物詩『京都祇園祭』が始まる頃です。今年は残念ながら中止ですが、祭礼中に行われる「山鉾巡行」は最大の見せ場。

一大イベントを待ちわびる六月最終週と、祭りが開催されてからも中頃のある「山鉾巡行」を待ち構える時間は、ややもすると祭り中より気持ちが高揚する期間です。来年の開催を待ちわびながら、関係者皆様のご健勝を祈念いたします。

テストマッチ

土曜日はあいにくの天候でしたが、週末各クラブ活動は遠征・練習試合・練習に汗を流しました。対戦いただいた各競技・各チームの皆様ありがとうございました。また保護者の皆様、OB・OGの皆様におかれましては、いつもあたたかいご声援ありがとうございます。

今週土曜・日曜に「皇后杯」に挑む女子サッカー部。土曜日は雨の中、島原市に遠征し来たるべき公式戦に備えてテストマッチに挑みました。

平成27年、女子サッカー部はこの皇后杯で優勝し鹿児島県で開催された九州大会に出場。

すでに出場を決めていた長崎県王者・鎮西学院となんと1回戦で対戦した事を思い出します。結果は敗戦でしたが、見事なヘディングシュートを決め一矢を報いたゲームでした。

皇后杯は高校チームカテゴリだけではなく、中学・高校・クラブチームなど、様々な女子チームが参加する大会。その試合に掛ける熱量は、どのチーム、どの選手も選手権大会並みです。

ゲーム前にしっかり調整。

入念なアップ後、ゲーム実施。30分×3本。

結果は、2-0・1-0・4-0。

山口華コーチ(英語科)は「結果はともかく内容はまずまずだったと思います。」と、選手皆さんをねぎらいながら感想を教えてくれました。

「それぞれが複数のポジションをこなし、有意義なトレーニングマッチになりました。コンディションをしっかり整えて、今週末に行われる今年初の公式戦に一丸となって挑みます。」

ゲームごとに中田監督からのコーチング。選手全員耳を傾け、来たるべき公式戦をにらみます。

今年初の公式戦。

私たちは皆プレッシャーのかかる状況の中で自分自身がどれくらいできるのかに興味を持っています。臆病になってしまうのか、それとも果敢に行動できるのかを知りたいのです。

2年前の夏大会準決勝。勝ち越しの場面でヒットを打ち勝利した試合。ゲーム後のインタビューでヒットを打った田中君にインタビュアーが質問をされました。「プレッシャーのかかる場面、どのような気持ちで打席に入りましたか?」

その時の田中君の返答を鮮明に思い出します。

「練習の成果を出してやろうと、ワクワクしながら打席に入りました。ヒットを打てて良かったです!」

ビクビクしながらではなく、ワクワクしながら。さぁ、公式戦を迎えましょう。

※写真は女子サッカー部(撮影:山口華先生)と女子サッカー・野球部。

6月29日

校長 武川 眞一郎

おはようございます。今朝の気温は23度 天気は晴れです。

コロナウイルス感染症の確認者が緊急事態宣言を解除後最多の112名になったと、昨日に報道でありました。その中で東京は最多の60名。これからも増えていく様相を呈しています。

これまでの累計で19,000名と2万人に到達するのは時間の問題だと思われますが。内訳をみますと20歳代30歳代の方が全体の30%程度と感染者が高齢者層から若年者への移行がみられます。おそらくは、活動が活発な年齢層なので、十分な感染症予防対策が講じられていないのではと思います。

「新しい生活」を確立し感染症に対応できるように私達の日ごろの行いを点検し実践していかなければならないと痛感しています。

社会も頑張っています。君たちもご協力をお願いします。「私達は絶対、この困難を乗り越えられる」ことができると信じましょう。

次の「3つの密」を実践してください。
(1)人の集まるところへの外出はしないでください。(密集)
(2)閉ざされた空間では換気を十分に行いましょう。(密閉)
(3)人との接触を避け、一定の距離を保って話しましょう(密接)

(30秒手洗い)
指と指の間、爪先、手首を丁寧に石鹸で洗ってください。手をハンカチ等で拭いたあとアルコール消毒液を使用しましょう。