生徒会選挙


 

真夏日を記録した昨日。

高総体前、各部活動練習に熱が入りますが、休憩・給水、十分な準備を練習でもして、本番に挑みます。

 

旬の兆しに通学路によっては刈り取りを待つ麦畑が見られる所がこの時期あります。黄金色の一面は初夏の青空にとても映えます。時折吹く風に揺れる麦の様は、互いにふれあいなる音も手伝って、いつまでも眺めることができる光景です。

 

麦畑を吹き抜けていく風は『麦嵐』、またこの時期降る雨を『麦雨(ばくう)』といい五月雨をさします。

生徒会選挙

今週金曜は、長崎県高校総合体育大会です。にわかに活気づいている今週。
(高総体直前・出場全部活動キャプテン大集合・海星広報室Instagram)

 

朝から中央館エントランスが賑やかなので足を運んでみると、早くも今年の卒業アルバム撮影が行われていました。

 

マリアン聖堂。

 

第74回生である高校3年生。来年の今頃は全員が制服を脱ぎ、新天地で新たなスタートを切っています。

 

さて、その次年度に向けた活動が、この卒業アルバム写真撮影と同日に行われていました。『生徒会選挙』です。

 

 

今年度は新しい形で実施された立会演説会、そして選挙。

全校生徒による恒例行事ですが、今年度は各HR三役(委員長1名・副委員長2名)が選挙演説会場である体育館に集合、投票までおこないました。

 

まずは現生徒会長による丁寧な説明および、現生徒会への協力について感謝の言葉が述べられました。

 

緊張気味の立候補者の皆さん。

順番に演説を行いました。あるHR副委員長に話を聞くと「今年は、どの立候補者もICTを活用した新しい生徒会活動にチャレンジしたいという内容の演説が印象に残りました。」との事。

 

「クラッシーを活用したアンケート集計を活発に行って、生徒主体の学園生活に役立てたいという内容に、高校生の未来を感じました。」という声も聞かれました。

 

各立候補者の熱弁に、耳を傾ける各HR代表者。

 

また演説が終わると、現会長自ら一回一回マイクを処理。対策を取りながらの演説会です。

 

演説が終わると投票です。

2015年6月に成立した公職選挙法改正により、選挙権年齢は18才になりました。(施行日2016年6月19日)

 

「生徒会選挙を通じて、選挙への意識を高め、有権者が自治を構築していくという意識を一層持ちたいです。」

 

また、ステラ・マリスコース在籍の3年生に聞くと、

「現在国政選挙では、高齢者の投票率が高いと習いました。私たち若年層の利益が軽視されないようにこのような機会を通じて立候補者の話をまずはよく聞くことを心掛けました。」

 

 

「クラスを代表して出席している私たちは、さながら議員です。党首を選出する国会の雰囲気ですね。」

 

各HR代表者は、それぞれの考えのもと貴重な一票を投じていました。

 

選挙の結果は後日、掲示されます。

 

現生徒会皆さんの丁寧な活動に改めて敬意を称し、新生徒会への期待を抑えきれない時間でした。

 

現生徒会執行部の皆さん、準備から立会演説、投票集計まで準備等、ご苦労様でした。

 

※写真は生徒会・立会演説会の様子。