関心をもつきっかけ


  冬至を前にして、今朝も厳しい冷え込みです。冬至の頃は最も太陽が衰えます(昼の時間が最も短くなる)。と、同時に太陽が復活する日でもあります(その日を境に昼の時間が長くなる)。
 イエス様の生まれた日ははっきりしていませんでしたが、ローマ教会により十二月二十五日と定められました。それはこの時期がヨーロッパでの冬至祭の頃で、太陽の復活に救世主の誕生が重ねられたためとも言われています。温かい太陽の光は、私たちに無数の恵みを与えてくれています。

 『愛の反対は憎しみではなく無関心です。』 -マザーテレサ

 昨日本校では、長崎県赤十字センターに来校いただき、献血を行いました。学園祭時にも献血活動を実施しました。ありがとうございました。

 「私が着任する以前から実施していたので、この献血活動には30年以上本校は参加実施しています。」

 JRC部顧問 塩崎先生は、今年もたくさんの協力参加する生徒諸君を目を細めて見守っています。 現在高度な消費社会にいる私たちは、欲求不満や葛藤に悩まず、自分自身の欲求の不明瞭さや不確実さに悩んでいる、と言われています。つまり社会参加・自己実現とのかかわりについて悩む機会が増えています。

 社会に参加することで、自己実現が満たされ、生き甲斐を感じます。参加することによって満たされる欲求は、積極的幸福として社会と個人の釣り合いを手助けしてくれます。クラブ活動や生徒会活動、ボランティア活動、学校生活の中には学力の伸長はもちろんのこと、そのような社会参加を通じての生き甲斐を学ぶ機会があります。創立120年の本校活動には、そこにかかわった多くの先輩方の伝統と歴史もあります。

 献血活動を通じて社会との関わり、また自分から採血されたものが、どこへ行きどう活用され、どのように役立っているのか…という探究が始まります。
 

 何かを相手に伝えたい自分の気持ちがなければ、それを理解して欲しい相手への関心も生まれない。意思の疎通は、話題よりも相手に対する関心から始まります。
 30年以上続く献血活動で、私たちは学ぶ機会を今年もまた得ることができました。

 今学期も間もなく終わります。終業式後は、課外授業、学習合宿、クラブ活動、公式戦。今年も最後までしっかり駆け抜け、三年生は来るべきセンター試験に備える。

 冬至を過ぎると、昼の時間が長くなり太陽の光がたくさん私たちに恵みを与えてくれます。  

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 ※写真は昨日の風景。

最近5カ年・合格者数(国公立大学)

東京大学6名 京都大学2名 九州大学9名 大阪大学2名 神戸大学1名 名古屋大学1名 東京工業大学1名 北海道大学1名 長崎大学109名 熊本大学6名 九州工業大学5名 福岡教育大学3名 佐賀大学9名 大分大学8名 宮崎大学6名 鹿児島大学6名 鹿屋体育大学1名 琉球大学5名 山口大学3名 広島大学3名 岡山大学1名 島根大学4名 鳥取大学4名 香川大学1名 高知大学1名 東京学芸大学1名 千葉大学1名 和歌山大学2名 静岡大学2名 茨城大学1名 群馬大学1名 新潟大学1名 山形大学1名 北見工業大学1名 北海道教育大学1名 等

長崎県立大学27名 北九州市立大学5名 福岡県立大学1名 福岡女子大学2名 熊本県立大学4名 名桜大学4名 下関市立大学2名 尾道大学1名 兵庫県立大学1名 愛知県立大学1名 高崎経済大学1名 都留文科大学2名 釧路公立大学2名 等

私立大学ほか近年の本校進学実績

□男子・女子硬式テニス競技  H24 高総体 男子団体 優勝(14連覇)・女子団体・準優勝 海星テニス部 HP 

□男子バスケットボール競技 H24 春季選手権 準優勝 海星男子バスケットボール部 HP 

□男女弓道部  H16 個人全国制覇優勝  H24長崎市長・市議長盾争奪弓道大会 優勝 海星男女弓道部 HP 

□ラグビーフットボール競技 H23 高総体ベスト4 海星ラグビーフットボール部 HP