100日前集会


 

来年1月の新共通テストに近づくにつれて、日の出時刻がだんだん遅くなっています。今朝も上空は真上に綺麗な半月をみながらの登校でした。

気温14℃、日の出時刻は午前6時34分でした。

今時分は『初時雨』といって、強い雨が降ってはふいに青空が広がります。晩秋に見られる空模様。先週は朝から女神大橋の向こうに虹がかかっていました。晩秋の『時雨』は、冬支度の合図です。

 

100日前集会

少し話題が遡りますが、高校3年生は学年にて100日前集会を実施いたしました。

実際には新共通テスト本番まで、今日であと80日を数えます。木村高校3学年主任の檄をはじめ、学年団の教職員がそれぞれの旧センター試験での体験をもとに、74回生皆さんに声かけをしました。

学生だった頃が、30年前・20年前・10年前…

記憶をたどっての話になりましたが、それぞれ学生時代に自らが感じた思いや、成功体験や失敗談を皆さんの糧にして欲しいと、色んな言葉をかけました。

「より良きものは、良きもの敵なり」-というフランスの諺があります。

良きものに満足することができなければ、固有の価値を知ることはできません、という夏目漱石を研究する学者の言葉です。

比較によってわかるのは、特定の尺度から見て分かる優劣や差異にすぎないと、その学者は述べていました。

続けて、例えば嫉妬は、比較して自分と他人の優劣を考えずにいられない習慣から来る感情です、と記されていました。仲間を支え合いながら、自分がどれくらいできるのか、入試に向けて自分自身にチャレンジして欲しいです。

 

振り返れば、本番に向けて先輩方も数々の模試を受験していました。

「勉強の成果はもちろんですが、朝から夕方まで2日間続く模擬試験を受験することで、体力や精神力も培いました。」

「集中力を継続する大切さを目の当たりにしました。」

 

「まわりに三年間ともにもがきながら挑んできた仲間達がいます。自分一人ではないと、試験が近づくにつれて絆が深まっていきました。」

 

「お弁当のありがたさを噛みしめました。『できたよ!』と、初日、二日目と伝えると母さんが『良かったね。』と声をかけてくれました。あの『良かったね。』は今までで一番嬉しかったです。」

学び舎をともにした多くの先輩方、この1月の試験を通じて彼らも多くのことを学び、大きく成長していきました。

 

山口進路指導部長は、100日前集会の最後に

「これから受験する数々の模擬試験では、失敗を恐れずにどんどんチャレンジして欲しいです。そしてその経験を本番の新共通テストで存分に発揮して下さい。」

 

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※写真は100日前集会の様子(撮影:松尾勇先生)