たくさんの私(学校活動)


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 高く上がる雲。透明感のある空。季節の移り変わりを感じることができる朝に最近は巡りあいます。

 

 さて、本校は月曜~木曜は 『課外授業』 を、土曜日には 『土曜セミナー』 を実施しています。

 昨日放課後、学習スペースを通ると数人が学習に取り組んでいました。彼らはクラブ活動生でした。

 

 「ちょっと今日僕はわからなかった科目があったので・・・。」

 

 話を終えると隣席の友達に、

 「おい、ごめんけどこの問題オイに教えてくれん?ここのわからんとさ。ワイの説明でわからんやったら先生に聞きにいくけん。」

 

 職員室周辺に設けられた学習スペースは、早朝・10分休み・昼休みと多くの生徒諸君で賑わいます。19時完全下校前もかなりの人数の生徒諸君が学習に励んでいます。職員室近くという利点が、彼らの意欲をかき立てているのもその要因のひとつでしょう。

 自分の学力を向上させたい。自分の可能性に挑戦してみたい。

 

 森本先生の言葉に次のような文があったことを思い出しました。

 アラビア語では、ヘビを表す言葉は200以上・鷹を表す言葉は1000以上あるそうです。驚くべき語数ですが、これは何故か。これはアラビアの方々が、それだけこのような生物に注意を払ってきたためです。

 

 日本語を見てみると、『わたし』 という一人称の多様さに驚きます。日本語ほど一人称代名詞が多様性を与えている言葉はほかにあるのであろうか?

 我が輩・オイラ・うち・手前・当方・僕…即座に思い出すだけでも5つ以上はあります。英語・フランス語・ドイツ語・・などは、たった一語です。

 このような観点から言えば、もしかしたら私達は、自己に深い関心を持ち、自己に注意を人一倍払っている・・・。

 と先生は綴ってらっしゃいました。

 

 私達は 『わたし』 を変化させることによって、社会・世間・周囲に協調して過ごしていくというあらわれなのかも知れません。

 

 受験は団体戦。そして学生時代はたくさんの所属する舞台が皆にはあります。お互いを切磋琢磨し、適切にそれぞれの場面で『わたし』を変化させることによって、私の環境が・私の舞台が成長していきます。私自身に注意を払い、私の可能性にいろいろな場面でしっかり一緒にチャレンジしていきましょう!

 

 

□第129回 九州地区高校野球県大会(秋季大会)地区大会予選

 長崎地区予選  準決勝 ビッグN球場

  9月24日(土曜) 10時00分~(予定)  海星 - 未定 

 

平成23年度 海星同窓会

 10月22日(土曜) 18時00分~ 会場:平安閣サンプリエール  

 会費 5000円   お問い合わせ:海星同窓会事務局 (095)826-7321

 

□男子・女子硬式テニス競技  H23 高総体 男子・女子団体・優勝

 テニス部ブログ http://kaisei-tennis.d2.r-cms.jp/  

 

※ 写真は、昨日の風景。