自らを知る。社会とつながる。(高専連携講義)


 

今朝の気温は17℃。先週に比べると5℃以上朝が暖かくなりました。お天気は午後から下り坂の予報ですが、過ごしやすい朝です。

 

「おはようございます!」

 

そんな早朝、校舎へ向かって歩いていると登校する生徒から笑顔で元気な挨拶をもらいました。こちらも「おはようございます!」と笑顔で返答。たったそれだけのやりとりですが、活力が湧いてきます。

 

挨拶してくれた生徒も気持ちの良い朝になったらいいなと思う素敵な朝。誰かを幸せにする笑顔と言葉の力。友人や周りの教職員、保護者の方々と言葉を交わし、気ぜわしい4月を乗り切っていきましょう。

 

今年で2年目となる、高専連携協定

 

さて、心のケアが笑顔や言葉だとすると、冒頭写真の取り組みは体のケアです。本年度最初の『高専連携講義』を11日(月曜)に行いました。

 

それに先駆けて長崎医療技術専門学校様とのアスリートクラス対象の医療講義の調印式、および、メトロITビジネスカレッジ様とのミッションクラス対象のIT講義調印式を4月5日(火曜)に行わせていただきました。

 

 

本校では授業の一環として、メトロITビジネスカレッジ様に、2年生のフロンティアコース「ミッションクラス」にコンピュータや情報系資格を目指すための講義を行っていただき、「アスリートクラス」には長崎医療技術専門学校様に、理学療法士や作業療法士についての講義を行っていただいています。

 

その最初の講義の日が11日(月曜)でした。

 

アスリートクラス対象に『バランス向上のリハビリテーション』と題して、ウェイトトレーニング室にて講義を行っていただきました。

 

 

 

自分の体の使い方のくせを知り、正しい体の使い方や100%のパフォーマンスを行うための方法、怪我をしにくい体の作り方を学んでいきます。

 

(バランスの仕組みについての講義)

 

「授業中の姿勢はどうかな・・・。姿勢が悪いと骨盤の動きが悪くなるからね。」と指導者の方から説明を受け実践する生徒たち。

 

(骨盤体操レクチャー風景)

 

「この講義を通して、自分自身の怪我に対して正しいケアができるようになりました。日頃からの意識も大事だと感じました。」

この講義を受けた野球部の生徒が話してくれました。今後の活動に向けて手応えのある時間になったようです。

 

 

「座学の中にもパフォーマンスを上げる取り組みはあるはずです。」

 

本校進路指導部長に高専連携講座について話を聞きました。

 

「将来は、医療やスポーツの領域で活躍する人材育成のための取り組みを考えています。講義を通して、社会とのつながりを持ったコースに所属していることを意識し、生きる力を身につけてほしいですね。」

 

 

地域とつながる取り組み。学校での学びの中、自らについて知る中で社会へ繋がるきっかけが生まれています。

 

※写真は取り組みの様子。