変わらないもの


 

高校オープンスクール

令和5年度受験生用リーフレット

 

いよいよ九州北部も梅雨明けし、夏本番といわんばかりの日差しが照りつける今週です。記録的な猛暑を記録する地方も多く、熱中症にも注意が必要です。

 

今朝の気温は26℃。風はありますが、歩けばじんわりと汗がにじむ朝。

 

お知らせ

先日、NBC長崎放送様より夏の大会に向けて活動する本校野球部の取材をしていただきました。関係者の皆様におかれましては、ご来校いただきありがとうございました。7月4日(月)の「Pint」内(18:15~予定)にて放送予定です。是非、ご覧下さい。

 

変わらないもの

 

さて、高校は本日までが定期考査期間です。今朝もすでに教室には明かりがともり、自学に励む生徒の皆さんがいました。昨日までも朝や放課後に教室や職員室前で自学を勤しんでいた生徒の皆さん。

 

28日(火曜)、教職員も学びの機会をいただきました。

 

マリア会日本地区地区長の市瀬神父様より「マリアニスト教育について」というテーマでご講演いただきました。市瀬神父様におかれましてはご多忙中にもかかわらず貴重な機会をいただき感謝申し上げます。

 

 

本校は1892年(明治25年)にフランスのマリア会会員ジャック・バルツ神父様がヨゼフ・グットレーベン先生、セレススタン・ランバック先生、レオポルト・ボーマン先生の応援を受けて長崎市浪ノ平に創立されたミッションスクールです。

 

今年度で創立130周年の節目にあたります。

 

「日本でまだ教育というものの輪郭がはっきりしていなかった時、それでも学ぼうとする意欲を持ってミッションスクールの扉を開いた生徒、そして、その生徒の皆さんの前に立った教師の姿を思い描いてみてください。」

 

市瀬神父様は日本でのマリア会教育の原風景に触れられながら、学びに向かう生徒一人一人のための教育の重要性、つまり、「生徒一人一人を大切に思うこと」について改めて述べられました。

 

 

本校の校訓でもある「神愛・人間愛」の精神は、「人間を尊く思うこと」「他者への思いやりの心を持って行動できること」を教育活動全体を通して育むことが根幹に存在することを示しています。

 

時代に適応し、変わり続ける教育活動の中で、変わらない精神があります。

 

 

授業だけでなく、部活動や課外活動、自己を研鑽しようと意欲を持って学びに向かう生徒の皆さん。

 

 

隣にいる誰か。大切な仲間と共に歩む学校生活の中で。

 

 

「個性ある生徒一人一人と歩む」ということを改めて認識させていただいた講演となりました。市瀬神父様、誠にありがとうございました。

※写真は