成長の証


 

今朝の気温は25℃。

本日、午前10時から長崎県営野球場(ビッグN)にて、野球部が決勝戦に臨みます。本校の応援団も一塁側応援席から声援を送ります。

(準決勝戦―応援席からの様子―)

 

準決勝の日と同様、炎天下になることが予想されます。

会場にお越しの皆様におかれましても、熱中症対策に留意されての応援を宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

第67回 長崎県吹奏楽コンクール

23日(土曜)、長崎ブリックホールにて行われた第67回長崎県吹奏楽コンクールにて、銀賞を受賞した吹奏楽部。

25日(月曜)には、準決勝へ駒を進めた一報を受け、すぐさま野球部の応援に駆けつけました。本日の決勝戦でも応援団に華を添える存在として素敵な音色を奏でることでしょう。

 

「コロナ禍の中、限られた時間の中で演奏を合わせることは大変でした。でもその分、部員一人一人の成長が見られて、部をまとめる立場にいられる自分自身も嬉しかったです」

コンクール開けの放課後、自分たちの部活動を振り返ってもらいました。

 

「思うような練習ができないときでも、顧問の先生がわかりやすく丁寧に書き込んでくださった楽譜に助けられました」と言いながら、和声(コード)を見せてくれました。

「私たちにとって大切な宝物、そして、楽譜は、自分たちの成長の証でもあります」

 

 

「自分たちの闘いは終わりましたが、27日の決勝戦では、マウンドにいる選手たちに届く演奏を頑張ります」

コンクールを終えた3年生(部長と副部長)から元気な言葉をもらいました。

 

 

第4回ナガサキ映画と朗読プロジェクト『平和への誓い』

24日(日曜)に長崎原爆資料館で行われた朗読プロジェクトに、長崎市内の12校の放送部が参加し、各校から代表生徒がステージに立ちました。

2010年から始まった前進のイベント「長崎国際平和映画フォーラム」の9回を加えると、通算13回目のイベントとなります。

成長と進化を遂げてきた、高校生による「朗読」。今年は、毎年8月9日の平和式典において被爆者の方々が読まれてきた『平和への誓い』を音読発表しました。

本校放送部からは1年生が参加しました。

「緊張して、最初の一声が出ているか心配でした。それでも、反核平和や被爆体験の継承を国内外に訴えていく被爆者の方の思いを伝えられるよう、力強く朗読しました」と感想を述べました。

 

 

長年、長崎で教鞭を執られ高校放送部のご指導に関わってこられた天野絋先生のもとで、約一ヶ月、限られた時間の中で練習に励んできました。

コンテストでは普段読むことのない長さの文章を読むこともあり、12校揃ってのリハーサルでは、綿密な指導が行われていました。

 

『平和への誓い』。

最初の被爆者代表を務めた1970年から10人を取り上げた台本です。

どの言葉を、どのように伝えるべきか、いただいたアドバイスをもとに、生徒自身の気づきも、その都度書き込まれていきます。

「成長の証」として刻まれた楽譜や台本を通して、各部活動の日々の積み重ねを感じたひとときでした。

 

 

※写真は野球部(準決勝)、吹奏楽部・放送部の活動のそれぞれの様子(撮影のために一部マスクを外した写真がございます。ご了承ください。)