KAISEI SCHOOL GUIDE 2022
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日々の積み重ね喜びと感謝努力すること、あきらめないことひとつ上を目指す君たちへ22インターネット合格発表で自分の受験番号を見つけたとき、驚きと安堵の気持ちが交互に湧き上がってきて、フワフワしたような不思議な気持ちになりました。先生方や家族、友達が一緒に喜んでくれ、合格発表日は特別な一日となり、勝ち取った合格の喜びと感謝の気持ちは一生忘れないと思います。私は、当初からの目標の長崎大学医学部保健学科に合格し、大学院へ進学し将来は助産師に絶対になると覚悟が決まりました。私のいたクラスは仲が良く、励まし合えるアットホームな環境で、仲間の応援がやる気に繋がりました。数学が苦手だった私は、数学の先生へ課題をお願いしました。それから毎朝課題提出と質問を行い、解き終えたプリントの束の厚さに達成感と充実感がありました。おかげで基礎固めをしっかりやり直すことができ、点数が上がってきました。また本試験での長文読解を英語の先生に、国語の先生に小論文を添削してもらいました。ギリギリまで先生方が指導してくださり、「あなただったらできる」と送り出してくださったことで、自信をもって本試験に臨めたことが勝因になったと思います。私が第一志望に合格できたのにはいくつかの理由があります。まず、能動的に勉強することです。模試後すぐに復習し、成績表が返却されたら手ごたえと反省、次の模試までの計画を記録しました。今の自分に何が必要か、常に考えていました。次に時間の有効活用です。私は効率よく勉強するのが苦手な分、圧倒的な学習量でカバーすることを意識しました。これは成績の伸びにも自信にも繋がったと思います。そして何よりも周囲の人の存在です。いろいろな面で支えてくれた両親や先生、ともに走り続けてくれた友人には感謝しても、感謝しきれません。努力が合格という形で実るかどうか分かりませんが、必ず良い経験になります。勉強にもそれ以外のことにも全力で取り組み、悔いのない学校生活にしてください。私は学校推薦型入試で長崎県立大学経営学部経営学科に合格しました。私は卓球部に所属し、卓球でも上位進出を目指していたため、本格的に受験勉強を始めたのは3年生の6月からでした。試験科目は「小論文」「面接」と普段、解き慣れていない科目でした。そこで私は試験の11月まで毎日努力を続けました。はじめは小論文対策に、どこから手をつけてよいのかわからないほどだったので、心が折れそうになったこともあります。しかし、私が他の受験者に勝つためにはひたすら努力するしかないと心に決め、やりきることだけを念頭において日々を過ごしました。そこでまず私は、生活面の見直しから始めました。先生方や保護者へのあいさつはもちろんのこと、積極的に私自身ができる手伝いに取り組むようにしました。そして試験科目の対策は、専門の先生に頼み、毎日放課後に先生と対策を続けました。さらに、私の担任の先生は夜にもかかわらず電話での面接練習を行ってくださいました。そのおかげもあって、長崎県立大学に合格することができたと思っています。「勉強が苦手だから」「部活動が忙しいから」という理由で、進路先のランクを下げずに常にチャレンジ精神をもち、日々努力を続けることで自分の進路を実現してほしいです。先生方は生徒の進路実現のために自分の時間を割いてまで教えてくださいます。頼れる先生を信頼し、進路実現に向けてこれから頑張ってください。messagemessagemessageM・Yさん長崎大学医学部医学科ステラ・マリスコース卒業K・Sさん長崎県立大学経営学部経営学科フロンティアコース卒業(卓球部所属)K・Mさん長崎大学医学部保健学科エランコース卒業010302Message

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