岩手国体最終日

今日は少年男子3Rが行われました。

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少年男子3R

長崎 1-2 大分

S1 蘭大輔 8-1 田口

S2 藤永啓人 3-8 横尾

D 蘭・藤永 5-8

残念ながら、結果を出すことが出来ませんでした。

選手は一生懸命プレーしていただけに、指導者として選手の力を引き出しきれなかった力の無さを感じています。

試合は昨日とは異なり、すさまじい強風の中での試合となりました。

サービスやストロークもまともに打てない状況での試合となり、メンタルの強さが勝敗を分ける1日でした。

蘭はその中でも、終始落ち着いてプレーし続けることが出来ました。

風を読むということではなく、風に任せるプレーが出来ていて相手とのメンタル面での差を試合の中で出すことが出来ました。

本人としても、前日にはシングルスで敗れ、後輩にプレッシャーをかけてしまった分を挽回する力強さとしなやかさを見せてくれました。

続けて入った藤永については、良いスタートを切りましたが、チャンスを活かせなかったことを悔いてしまい、その後はメンタル面でも改善することが出来ませんでした。

相手は今年のインハイでシングルスベスト4に入った横尾選手で、強風の中でも縦横無尽に動く強靱な体力と、広い視野におけるプレーには脱帽でした。

ダブルスにおいても、蘭・藤永とも良いプレーを見せてくれましたが、横尾選手一人に完全に試合を支配されていた印象です。

負けた事実は変わらないので、横尾選手の見せてくれたメンタルやプレーの柔軟性をしっかりと盗んでいきたいと思います。

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長崎県を背負い、最後まで諦めずにプレーし続けた2人も悔しい気持ちだけでなく、1つのプレーで流れを変えることのできる選手に近づいていけるように頑張ってくれるはずです。

たくさんの応援、ありがとうございました!!

そして、今回の国体では、例年以上に多くのことを感じた大会となりました。

来年につなげるためにも、長崎県テニス界のためにも、また書きたいと思います。

試合が終わって、長崎に到着したのは12時を回っていました。

蘭にとっては、高校生活最後の試合を終えて、悔いもあるかと思いますが、すがすがしい顔をしていました。

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努力家でありながら、国体前にも、後輩たちに多くのアドバイスをして、自分のこと以上に面倒をみてくれていました。

だからこそ、最後に勝たせてあげたかったですが、今後の藤永や後輩たちへとつながる大会にしてくれたと思っています。

明日からは新チームへと完全移行していきます。

主将藤永を先頭に、チーム一丸となって今回の結果を分析し、結果を変えることが出来るように取り組んでいきたいと思います。

明日も応援よろしくお願いします!!

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