帰崎

全日本ジュニアで偉業を達成した中川(海星中3年)が長崎へ帰ってきました。

OBが運営している「海星ジュニアテニスチーム」から海星中学校に進学し、海星中での仲間たち、高校生との刺激の多い練習の中で成長しました。

そして、小島監督の指導の下、着実に力をつけていきました。

中学入学当初、この学年の選手達の力があることを認めながらも、結果を求めるのは2年生後半から3年生夏までにという指導方針を決めました。

まだまだ成長段階の選手達なので、高校指導と中学指導の良い部分を取り入れながら刺激を与えていきました。

指導者は、選手や人を育てるとき、ゴールが見えているかどうかが大事だと思います。

ゴールが見えてもいないのに、今が頑張る時期だ。なんて言葉はかけることは出来ません。

情熱や熱意だけで解決できることは多くありません。

そこに、理論や分析がなければ、物事は良い方向には向かないからです。

傾向と対策があって、分析することが出来るからこそ、最後に初めて情熱や熱意が必要になります。

中学3年生になって、この学年の選手達に伝えていたのは、気持ちのことばかり。

全中で結果を出せず、小島監督が選手の前で号泣するぐらい、今年にかけていました。

改めて、指導者のゴールを見据える目と、最後に必要な熱意が大切なことが明確になりました。

今後も中学・高校ともに、長崎県を引っ張る存在として様々な情報を発信出来るようにしていきたいと思います。

明日も応援よろしくお願いします!!

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